八雲学園

八雲&エール 国際交流 クラシックとロックで(2)

八雲学園がエール大学のコーラスチーム“Whim'n Rhythm”と音楽交流をするというのは、最も新しい概念の意味での「プロジェクト学習」でもある。八雲学園の感性教育という教育の総合力がaction perspectiveのベースを育成している。従来のプロジェクト学習は、言葉をコミュニケーションのツールとして活用して終わっていた。

しかし、プロジェクトとは、未知の世界の舞台で、自ら全身全霊表現を放つことである。そこではもはや言葉はコミュニケーションのツールの段階を超えて、行動するものの見方・考え方となって表現力の本質に変容している。

今回も八雲生全員は、近藤校長から、エール大学の学生をウェルカムの精神で迎えよというテーマが与えられた。ウェルカムの精神を体現するとはいかなることか。それがエール大学のコーラスチームと共にコンサートを開催するというアクションになった。そのアクションの一コマを垣間見た。by 本間勇人:私立学校研究家

八雲&エール 国際交流 クラシックとロックで(1)

今年も、八雲学園はエール大学のコーラスチームとさらにパワフルに優雅に音楽国際交流を行っている。エール大学のコーラスチーム“Whim'n Rhythm”は、ボストンツアーや世界ツアーの演奏旅行で、世界のパースペクティブを受容し、世界精神の創出のためのボランティア活動を行っている。

この時期はチームのうちエール大学を卒業したメンバーによる2か月の卒業演奏世界ツアー。東京の八雲学園から交流は始まった。初日のスナップをご紹介しよう。by 本間勇人:私立学校研究家

(最後は、軽音楽部と交流。アカペラでジャズポップスを披露。軽音楽部のロックに、魂を揺さぶられ、音楽は世界共通言語であるとノリにのった。)

八雲学園 はやくも卒業生受験体験シェア

2008年から本格的に進路指導に力を入れて6年。いわゆるGMARCH以上の大学合格実績は300%に飛躍。世にいう受験勉強に偏らずに教育の総合力を通して進路指導を実践してきた。5日前に卒業式で巣立ったOGが26名再び八雲学園に還ってきて、高1高2に大学受験体験談を語った。はやくも進路へのモチベーションをシェア。これが教育の総合力の一端を示す証である。

具体的にどんなテキストや模試を使ったか受験ツールの話、スケジュール管理の方法、知識の覚え方と考えることのメリハリという理解の仕方、部活との両立、メンタルケアとそのための友情ロールプレイなど、在校生はその臨場感に役に立つと真剣に耳を傾け、憧れの先輩の言葉を通して、大学受験という問題解決のためにモチベーションを引き継いだ。

教育の総合力とは、問題に立ち臨んだときに、ツール、ロール、ルール、メソッド、タフネスなどの総合的なデザイン思考ができるということ。今回は、体験談のあとに卒業生が八雲学園の教育について語り合い、その総合的な思考が鍛えられた教育の質に迫ったアクティビティの紹介をしたい。by 松本実沙音:21会リサーチャー(東大文Ⅱ)

八雲学園 中2 スピーチコンテストで成長(1)

3月9日、八雲学園でスピーチコンテストが開催された。このスピーチコンテストは、中学校二年生が対象のイベントである。自分に関するテーマについて、英語の文章を考え、それを暗記し、更にそれを観客により伝わるようジェスチャーや抑揚や表情などを工夫、練習し、先生方や保護者の前で発表する、というイベントだ。
 
全員のスピーチは審査員の先生方によって評価され、終業式にて優秀者の発表が行われるとのことだ。by 松本実沙音:21会リサーチャー(東大文Ⅱ)
 
 

八雲学園 新しいステージ“Inquiring Minds”(1)

2014年中学入試の手続き終了直後、榑松史人先生(理事長・校長付 英語特別委員長)のインタビューができた。新中1生を迎える準備ができるや、新しい戦略が稼働する。八雲らしい俊敏な駆動力である。

榑松先生は、中学入試の準備に八雲の先生方が一丸となって取り組んでいる時に、新中1生を迎えるための新しい教育ステージの準備のために単身渡米した。1週間という短期間にカリフォルニア州からニューヨークまで、姉妹校ケイトスクールをはじめ、高等学校や大学でタイトなミーティングをこなしてきた。

そして幾つも手ごたえを感じ、八雲学園の教育の新しいステージを発見。全貌は試行錯誤しながら、組み立てていくということであるが、その設計図の一端を聞くことができた。   by 本間勇人:私立学校研究家

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