会員校別記事一覧

カンファレンス 2024年2月18日(日)「22世紀型教育へのレバレッジポイントを創る」

2024年は、22世紀型教育へのレバレッジポイントを探究する時代です。私立中高の教育は、1985年、2015年と2つの大きな波を乗り越えました。第1の波では、ゆとりカリキュラムによる弊害を払拭。独自の高い水準の体系学習を創り上げました。第2の波では、偏差値教育の壁を乗り越えるべく世界標準のPBL授業を展開。経験ベースの探究学習を構築しました。そして2045年は第3の波として、AIベースのグローバルアントレプレナーシップ教育として、高い水準の系統学習、グローバルな経験的探究学習、最先端のSTEAM教育などを統合するインテグレイト教育が推進されていくでしょう。しかもそれらは、少なくとも2050年に向けて政府が推進しているムーンショット目標を突き抜けていく総合的な人間力も育成することになります。

その第3の波は、現在の中高生が22世紀の世界を自ら創り生きていく資質能力を生成する教育デザインが重点目標となります。2024年は私立中高の教育及びそれを推進する経営の方法が大きく変わる転換点になります。この22世紀の私立中高の教育へ立ち臨むダイナミズムを予想し共に牽引していきましょう。

2023年度第1回定例総会が富士見丘ペントハウスラウンジにて開催されました(3)

首都圏模試センターの山下一代表取締役社長も、関係団体の代表として2023年度の展望についてお話下さいました。

実はこの日の定例総会は17時からスタートして、吉田先生、平方先生、大橋先生、児浦先生、本間先生と基調講演が続き、気づいてみれば18時50分。ペントハウスラウンジの門限は19時であるため、残り10分で各加盟校の先生方、関係団体の皆様のお話をお願いすることとなってしまいました。

ただし、非同期型での情報共有は21CEOの先生方はお手のものですので、今後、文面やオンライン会議等でのフォローアップをすることをお約束させていただきます。

1分でのお話のトピックをご紹介します。

2022年度第2回定例会が開催されました(2)

教育研究センター主席研究員の児浦良裕先生(聖学院)からはSGT教育プロジェクトの活動についての報告と、SGTアワードの発表がありました。

教育研究センターでは、若手の先生方が所属する学校内だけに留まらず、より広い活動領域でPBLを実践する場を創り出すことを目指しています。

児浦先生以外に、田中歩先生(工学院大学附属)、新井誠司先生(和洋九段女子)、田代正樹先生(静岡聖光学院)、染谷昌亮先生(文化学園大学杉並)らがオンラインで頻繁にミーティングを重ね、昨年夏には各校の若手有志とともに、第1期SGT教育プロジェクトのスタートとなるフィールドワークを木更津のクルックフィールズで実施しました。

日々のプロジェクト活動の履歴は、Canvasというプラットフォームに蓄積され、プロジェクトの学び方を誰もが共有できる仕組みを構築しました。

SGTアワードは、上記のSGT教育プロジェクトへの参画・貢献度、さらに、各校がアクレディテーションの一環として提出したPBL動画のクオリティという二つの側面から選出されました。

2022年度第2回定例会が開催されました(1)

2023年2月19日(日)和洋九段女子中高のフューチャールームに21世紀型教育機構加盟校の校長やマネージャーが集まり、2022年度の総括となる第2回定例会が実施されました。昨年の4月末に第1回の定例会を開催してから9ヶ月半ぶりの開催となります。

今年度の総括という意味合いだけでなく、次年度の方向性を宣言する意味合いもある定例会です。その冒頭挨拶で平方邦行理事長は、1889年、1989年、そして2089年に至るいくつかの重要な年号を示し、地球の未来を見据えて教育に携わることの意義を訴えました。

変革の時代には過去と決別していくことが求められることを、20世紀初頭の前衛芸術における潮流を参照しながら確認し、さらに幕末における私塾の歴史やバカロレアの入試問題に言及し、硬直した現在の教育を打破する糸口を提示されました。

聖学院グローバルイノベーションクラス (GIC)ポスターセッション&プレゼンテーション

10月28日(金)聖学院GICの高1生と高2生によるポスターセッションプレゼンテーションが行われました。生徒たちのエネルギーは凄いの一言。自分たちが関心のあるテーマを絞り込んでリサーチしているだけに、それぞれの熱い想いが各ブースから伝わってきます。

【教育研究センター】10月27日 SGT教育研究プロジェクト、オンラインで実施

10月27日(木)の18:00、学校での勤務を終えた若手SGT(スーパーグローバルティーチャー)がオンライン上に集まりました。

今年の夏から21CEO教育研究センターが継続的に行っている教育研究プロジェクトの今後の方向性を確認するための打ち合わせです。同じ学校の教員同士でもなかなか時間が合わないというのに、学校組織を超えた「場」に十数名の教員が一堂に会するというのは凄いことだと改めて感じます。PBLであれ、探究型授業であれ、従来型の一斉講義型授業では到達できない、生徒との新たな関係性を模索するプロジェクト。それは仲間と志を共有しながら世界を広げていく旅のような、そんなイメージが私の頭に去来します。

教育研究センターの常任メンバーは若手SGTのリーダーシップに委ねながら、その活動の妨げになるようなことが起こらないよう、行き先を見晴るかす案内役です。

和洋九段女子にて第1回定例会を開催しました(3)

定例会は、各校が近況報告をするとともに、新年度の抱負を述べる場です。この記事では各校報告(前半)をお知らせします。

工学院大学附属中学校・高等学校

工学院の田中歩先生からは、ケンブリッジインターの認定を受け、A-レベルやGCSEといった、イギリスと同等の教育を受けられる教育環境を整えてきたことが報告されました。コロナ禍にもかかわらず海外大学合格者数は19名になり、ラウンドスクエアの活動も再開し、国内国外を問わず生徒が課外で学習する機会を増やしていくというビジョンが示されました。

10月31日(日)次世代SGTオンラインセミナー「授業デザインツール」

10月31日(日)に次世代SGTによるオンラインセミナー第4回を実施します。今回は工学院の田中歩先生が全体の進行と、21CEO加盟校の若手SGTによるディスカッションをコーディネートします。

「授業デザイン」とは、授業進行表のことではありません。また、授業をデザインする「ツール」は教具やICTといった「モノ」にとどまりません。デザインに設計の思想が必要であるように、授業デザインの根本には、学校や教員の理念が反映されます。つまり生徒の学びをどのようにとらえるかという思想こそが重要になるのです。そのためのツールとして「思考を見える化する」仕掛けは授業に欠かせません。

21会結成10周年特別座談会「今21CEOとして求められていること」

2021年4月13日(火)、21世紀型教育機構の理事3名による座談会形式ウェブセミナーが実施されました。今回のイベントは加盟校限定のもので、本機構の原点をもう一度確認しておくという趣旨で開催されたものです。
 
 
今回登壇した理事3名は、平方邦行先生(財団法人日本私学教育研究所所長)、大橋清貫先生(三田国際学園 学園長)、石川一郎先生(聖ドミニコ学園カリキュラムマネージャー)で、彼らは本機構の前身である「21世紀型教育を創る会(21会)」の発起人でもあります。
 

2021年2月21日(日)「第5回 新中学入試オンラインセミナー」

 
 2020年に突如発生したパンデミック は、 私たち の日常の潜在的なリスクを炙り出しました。 感染リスクだけ ではなく 、医療体制を含む文明 の在り方 や日々の経済活動、さらに人間 存在の 意味や、社会と個人の関係を改めて考えさせられることと なったわけです。
 教育は時代を反映し、その先を生きる子どもたちの未来を照らすサーチライトとも言えるものです。合理性や経済性ばかりを追い求めることではもはやこの時代を切り拓くことができないのは自明です。創造性や協働性、対話する力やチャレンジする力など、 21 世紀型教育で磨かれるスキルがますます必要となる所以です。
未定義

第1回オンラインプレゼンテーション「幸福度デザイン」 最優秀賞は文化学園大学杉並チーム

8月23日(日)Zoomで実施し、Youtubeで配信した「幸福度を高める世界のデザイン」プレゼンテーションの審査が行われました。審査員の討議の結果、最優秀賞は文化学園大学杉並高校の「チーム:ECOいいこ」に決まりました。また、優秀賞は、聖学院高校「チーム:たこやき」、和洋九段女子高校「チーム:K-girls」、同じく和洋九段女子高校「チーム:Happiness3Ms(ハピネススリーエムズ)」に与えられます。

 

最優秀賞  文化学園大学杉並高校3年「チーム:ECOいいこ」佐藤 凛さん、大出ザマン紗良さん

21世紀型教育機構オンラインワークショップ 「 C・C Thinkingを導く問い」

7月11日(土)と7月19日(日)にオンラインのワークショップを開催します。今回は21世紀型教育機構加盟校限定ですが、希望する方にはオンラインワークショップの様子を動画で配信します。下の画像をクリックするとPDFの案内が開きます。

こちらのイベントは終了しました。参加いただいた生徒や先生の皆様、ご協力ありがとうございました。

未定義

21世紀型教育機構 PBL動画検索システム【okedou PBL】が発進します!

21世紀型教育機構では、PBL授業を支援するためのツール【okedou PBL】を教育ベンチャーのSpesDen様と共同開発しました。

 

okedou PBL】は、YouTube動画や自分で撮影した動画にタグ付けをすることで、参照したい「アクティビティ」や「思考コード」、「思考スキル」をいち早く見つけることができるシステムです。

この動画ライブラリを共有することで、PBL授業の参考になるリソースを素早く見つけることができるようになります。

使用に関しては現在のところ21世紀型教育機構加盟校の先生方に限定していますが、ご興味のある方は、お問い合わせフォームからお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

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