会員校別記事一覧
「2018年度 様変わりする中学入試を予想する」をテーマとするセミナーが開催(後編)
「2018年度 様変わりする中学入試を予想する」をテーマとするセミナーが開催(前編)
八雲学園 2018年4月から共学化
2018年4月から、八雲学園は共学校として新たな歴史をスタートします。長年積み上げてきたスーパーグローバル教育プログラムと21世紀型教育を掛け合わせて、新しい共学校のカタチを生み出すことになるでしょう。近藤理事長・校長は、次のように共学化のメッセージを同校サイトで述べています。by 本間勇人 私立学校研究家
富士見丘 SGH サスティナビリティ演習の成果
工学院 21世紀型教育改革の基盤できる
八雲学園 グローバルリーダー養成WS 英語教育の一環
八雲学園 スペシャルグローバル教育(2)
八雲学園 スペシャルグローバル教育(1)
富士見丘の教育改革の挑戦
文化学園大学杉並 IBディプロマ修了者も驚嘆するダブルディプロマ(2)
同日私は文化学園大学杉並(以下、文杉)の中学生の授業も見学させていただきました。中学には、グローバルコースがあり、生徒が英語を上達させやすいように、入学時の英語レベルに応じてクラス分けをしています。
「伝え方」の基盤
最初に入った教室では机をすべて後ろに下げ、先生も交えて輪になって立って授業を受けていました。先生は生徒たちに英語で話しかけ、多くの生徒は互いに日本語で先生の言ったことを確認しあっていました。理解できている生徒が他の生徒たちをサポートしている場面もうかがえました。
文化学園大学杉並 IBディプロマ修了者も驚嘆するダブルディプロマ(1)
文化学園大学杉並(以下、文杉)を訪問しました。ダブルディプロマコースの成果を知る上で、IBとの比較も有効な視点になるだろうと考え、欧州のインター校で昨年IBディプロマを取得した高木美和さんに取材してもらいました。 by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家
久しぶりにインターナショナルな雰囲気に触れて、とても新鮮で刺激になりました。自分はIBを修了したこともありDD(ダブルディプロマ)には興味がありましたが、実際に見学してみて、日本で行われているとは思えないほど自然に英語が飛び交っている授業に正直驚きました。 by 高木美和:早稲田大学教育学部1年
富士見丘 模擬国連部 C1英語レベルの頼もしさ
今年の4月、富士見丘中学高等学校(以降「富士見丘」)は「模擬国連部」を立ち上げた。高校生が「国連大使」になりきって決議案を出し、他の国と交渉する「模擬国連」の活動に参加する機運が学内で盛り上がった。
同校はSGH校であることもあって、在校生は持続可能な開発を中心にグローバルイシューへの関心が高い。また、SGHプログラムや多彩な高大連携プログラムによって問題解決能力、英語によるプレゼンテーション力など日頃から学んでいる。「模擬国連」の教育プログラムと同期するのは必然的な流れだったことだろう。
夏の合宿を経て、活動はさらに進化していく。その部活動の1コマをご紹介する。(by 本間勇人 私立学校研究家)
八雲学園 C1英語の学びの環境 着々
八雲学園の英語教育は、CEFR基準でいうC1レベルの学びの環境を設定し、実際にB2からC1レベルの生徒が、毎年50人くらい育っています。C1レベルの生徒というのはどんな感じか、帰国生も含めて日本人ばかりの生徒がいる中高一貫校では実感できないかもしれません。
しかし、八雲学園には、イエール大学やケイトスクールの生徒が訪問し、国際交流が行われますが、イエールやケイトの生徒をもてなすには、すでに八雲学園が英語のレベルC1を目指さなければ、このような国際交流を行おうと思いも及ばなかったでしょうし、そもそも相手にされなかったでしょう。(本間勇人 私立学校研究家)
(米国超名門校の典型的なソクラティックメソッドによるゼミスタイルの学び。ケイトスクールのサイトから)
文化学園大学杉並 新しい女子校モデルのインパクト(2)
文化学園大学杉並 新しい女子校モデルのインパクト(1)
文化学園大学杉並(文大杉並)は今最も注目すべき女子校の一つです。カナダブリティッシュコロンビア(BC)州のカリキュラムを取り入れたダブルディプロマコース(以下DDコース)は、文大杉並の教育を21世紀型教育の最先端へと連れ出しました。DDコース自体の魅力もさることながら、DDコースでの取り組みが、他のコースの生徒や教職員への大いなる刺激となり、学校全体にその影響が広がっています。BC州カリキュラムの導入を推進した中心人物である青井教頭先生にお話を伺ってきました。(聞き手&編集 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家)
2016年2月21日 第2回21会中学入試セミナー
2020年大学入試改革に対応できる最適な「学校選択と学び方」をゲットするための21会中学入試セミナー。
2017年中学入試に、今までにない新しい「思考力」の情報を入手しましょう。
2020年大学入試問題では、「条件付き記述型」思考力と「自由度の高い記述型(TOK型)」思考力の2種類の思考力が要請されるようになります。
いったいそれはどんな思考力でしょうか?2月21日、いっしょに考えましょう!
多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。
場所:聖学院 対象:保護者/受験生 教育関係者 定員200名
チラシはこちらからダウンロードできます→pdf
≪趣旨≫
2016年、中学入試は大きく変わりました。2020年大学入試改革問題がきっかけとなり、グローバル教育や21世紀型教育が前面に登場してきました。そしてそれは、中学入試にも大きな影響を与え、帰国生入試の盛り上がり、英語入試の急増、思考力型テストや適性検査型入試の激増をもたらしたのです。
2020年大学入試改革は、本気で、「一点刻みで」知識量の多寡や知識を引き出すスピードを競うテストから「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を評価する「新テスト」開発に挑んでいます。
この「新テスト」にマッチングすべく学習指導要領も大改訂となり、「アクティブラーニング」も大きな話題を呼んでいます。しかし、大変革であればあるほど、みなさまのお子様に必要なこれからの学力、教育、そして教師の役割はどうなるのか、不安もいっぱいでしょう。すでに、21会校は、その不安を払拭し、子どもたちが、自信と希望をもって、未来に挑める「4技能の英語力×本物アクティブラーニング×思考力×ICT教育×グローバル進路指導」の学習システムを創発しました。
2017年中学受験生にとって、最高の教育環境にチャレンジしているモデル校の最新情報をご提供いたします。
教育講演(敬称略)
総合司会 本間勇人(21会事務局)
①14:00~14:45「激動の2016年中学入試から2017年を見通す」
北一成(首都圏模試センター 取締役 教育情報部長)
②14:50~15:20「2020年を想定する合科型論述テストの手ごたえ」
児島博之(共立女子校長)×金井圭太郎(共立女子広報部副主任)
③15:25~16:25 パネルディスカッション
「2020年大学入試を突破する新女子校モデル」
コーディネーター:山下一(首都圏模試センター取締役統括マネージャー)
パネリスト:大島規男(富士見丘教育参与・SGH推進リーダー)
辰巳順子(東京女子学園校長補佐)
菅原久平(八雲学園高等部部長)
窪田 淳(文化学園大学杉並英語科主任)
④16:30~16:50「これからの男子校のカタチ」
清水広幸(聖学院副校長)
⑤16:50~17:10「21世紀型教育の根っこ」石川一郎(かえつ有明校長)
21会顧問 渡辺先生からエール
いよいよ2月1日がやってきました。21会校顧問・前共立女子校長渡辺先生から、檄文が贈られてきました。しかし、この文章は、21会校のみならず、すべての私立学校や受験生へのエールでもあります。したがって、ここでご紹介いたします。by 本間 勇人 私立学校研究家
21会顧問 渡辺先生からエール
いよいよ2月1日がやってきました。21会校顧問・前共立女子校長渡辺先生から、檄文が贈られてきました。しかし、この文章は、21会校のみならず、すべての私立学校や受験生へのエールでもあります。したがって、ここでご紹介いたします。by 本間 勇人 私立学校研究家
工学院 非日常の日常で成長
2016日2月12日(金)、工学院大学附属中学校が、新しい中学入試を実施すると聞き及んだので、取材に立ち寄りました。「新しい」とはどうことなのか?2月1日から5日くらいまでで、東京の中学入試は概ね終了するのに、これから第5回目の入試を設定するというのはどういうことなのか?平方校長に尋ねてみました。
すると、21世紀型教育の必要性を感じている受験生に、今の中学入試市場は機会を全開しているわけではないというのに気づいたというのです。今年の受験生には我慢をしてもらい、来年からという考えもあるけれど、2月いっぱい中学入試の機会を設けられるのでるから、隗より始めよと思い立ち、未来を創る意欲のある受験生に「難関思考力入試」を新たに開設する決断をしたと平方校長の強い意志を聴くことができました。by 本間 勇人 私立学校研究家
(高校1年のダンス部の生徒といっしょに。中央 校長平方先生)