2019年12月15日(日)、「21世紀型教育カンファレンス」を開催します!
【重要】入口は地下からのみになります。工学院大学新宿キャンパスのアーバンテックホールは、いま新宿キャンパスは工事をしているため、地上から校舎に入ることができません。地下通路からの入り口(西口から都庁に向かう動く歩道のある道)からお入りください。地下の入口からお入り頂いたら、ホールまでの案内をご覧いただき、お越しください。
世界で挑むSDGsの取り組みをまだまだ生ぬるいと人類に襲いかかるの自然の猛威、世界同時的に大きく問われた民主主義の行方、未来を創るはずの政府・官僚主導の教育改革の底力のなさの露呈。令和元年は、これまでの自然と社会と精神の断絶のツケが一気に噴出した年となりました。
一方で、個人のレベル及び民間レベルで、国境を超える勢いのネットワークがつながり大きく拡大し、新たな時代の確かな到来を予告している出発点でもありました。
21世紀型教育機構は、私立学校として独自の<新しい学びの経験>を耕し、実践してきました。政府・官僚主導の教育改革の揺り戻しの過去の歴史に注意を払いながら、世界の教育改革や時代の大きな転換点を見据えながら、独自かつ普遍的な教育改革を8年間研究・開発・実践してきたのです。
3年間の準備期間を経て、実質改革を開始したのは、5年前ですから、その目覚ましい成果が出るのは、2020年度ですが、すでにその前夜である今年度に成果が出始め、手ごたえを感じています。令和元年を締めくくるにあたり、21世紀型教育の成果と8年間継続してきた実践の中から見えてきた今後の新機軸について、未来からやってきた留学生の教育に興味と関心をお持ちの多くの教育関係者及び保護者と情報を共有し、新たな地平を共に創っていきたいと希望します。
お申し込みは終了です。師走のお忙しい中お申込みいただき、心から感謝いたします。今後も目には見えない本質的な教育をともに創っていきましょう。
【趣旨】
今の12歳が33歳になる2040年、そして53歳になる2060年。もしもこれまでのように、大学入試や中高の授業が変わらなかったなら、社会はどうなっているのでしょうか?言うまでもなく、悲惨な社会が待ち受けています。そのときには生産年齢人口は半減していますから、国力も半減している可能性があります。それで果たしてよいのでしょうか。
良いわけがありません。そうならないためにも、今までのようにハードパワーを治める一握りのリーダーに社会を運営させる時代から、みんながソフトパワーを生み出すリーダーになる<新しい学びの経験>を創り出す時代にシフトするのは必然です。私たちの使命でもあります。
21世紀型教育機構は、一方で文科省の政策が、国家を変える教育を推進できるのならば、エールを贈り、一方ではそう簡単に国が変わる由もないというのを歴史から学んでいて、自分たちで未来を創ってしまう道を、加盟校が協力して切り拓いてまいりました。
論理的診断的に分析する賢い人々が未来像も描かずに、自分たちの利益を守るために問題点を並び連ねて批判してきましたが、機構の加盟校は、彼ら20世紀型教育擁護評論家の期待を見事に裏切り、成果をあげ、さらに22世紀に向けて新機軸も開発しつつあります。その新機軸について、共有し、拡大しましょう。
プログラム(敬称略)
総合司会 本間勇人(21世紀型教育機構サポートメンバー)
第Ⅰ部 21世紀型教育の成果と今後の展望
13:00~13:20「21世紀型教育の成果と今後のグローバル教育」
吉田晋 富士見丘 理事長・校長 21世紀型教育機構理事長
13:25~13:45「21世紀型教育の成果と多面的評価の生み出す資質・能力」
長塚篤夫 順天 学校長
13:50~14:10「21世紀型教育の成果が生み出す新しい大学像」
大橋清貫 三田国際学園 学園長 21世紀型教育副理事長
14:15~14:35 「21世紀型教育の成果とSTEAM教育」
平方邦行 工学院大学附属 校長 21世紀型教育副理事長
14:40~15:00 「21世紀型教育の成果とラウンドスクエアのインパクト」
近藤隆平 八雲学園 英語科主任
第Ⅱ部 パネルディスカッション <21世紀型教育の新機軸 G-STEAM>
15:10~16:00 第Ⅰ部登壇者によるパネルディスカッション
「Everyone can be talented.」を実現する新機軸