橋本紡

工学院 1人ひとりの物語(旅立ち)

自らをREASONとする対話の自由

一般に高校生対象の講演や研修は、葛藤を演出し最後は希望の光を共有してハッピーエンドで終わるのが常套である。しかし、橋本紡さんは、図書委員にそういう態度では臨まなかった。だからといって決して厳しい態度でなどということもなかった。

工学院 1人ひとりの物語(3)

世界を救う拠点を求めて ラノベから純文学に 東京からクアラルンプールに

橋本紡ぐさんは、読者の反応によっても、小説家になった幸せを実感したという。月に300通以上のファンレターから、自分の言葉が多くの人の人生のヒントになっていることが伝わってきた。サイン会の時に、自分の本を媒介にして語り合っているうちにカップルになった話を聞いて、読者に愛されていることも実感できた。

工学院 1人ひとりの物語(2)

大学入学即退学即自由 

橋本紡さんの語りは、静かに、そしていきなり運命を感じる話から始まった。大学受験をめぐる家族との関係の話。三重の実家の父親や祖父の家族としての絆、自分の人生を先回りされる優しさと同時に制約をいかに断ち切るのか。

工学院 1人ひとりの物語(1)

工学院大学附属中学校・高等学校の図書委員は、小説家橋本紡さんと語り合った。図書委員の心の底からの想いに司書教諭の有山先生が心動かされ、橋本さんを招いた。生徒の想いに動かされた橋本さんは、語りの中で生徒の心を動かしていく。心が動く、互いの語り合いの「はじまり」のシーンに立ち会えた。by 本間勇人:私立学校研究家

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