Created on 10月 8, 2014
富士見丘の文化祭のオープニングで、実におもしろかったのは、「コラボレーション」をパフォーマンスしたことだ。ダンス部と剣道部や少林寺部が、いっしょになって踊る。
また、文化祭のテーマを書道部がパフォーマンスで表現する時、ロックバージョンの“Let it goの演奏”にのって行った。ボーカルは留学生なのかもしれないが、英語で激しく歌った。
どうやら、「コラボレーション」や「多様性」ということは、富士見丘の学園生活では当たり前のことで、生徒はそれを思い切り楽しんでいる。しかし、それはいかにして可能なのだろう。そのヒントになるパフォーマンスが、すぐに現れた。
30以上もの展示や模擬店、研究発表、そしてパフォーマンスの紹介が行われたのだ。
それぞれみな違う表現と創意工夫、自分たちの世界に引き込むパフォーマンス。しかし、1つひとつの発表の時間や提示するパネルなどコアな部分は同質。同質だけれど百花繚乱の演出。桜の花は、同じだけれど、1つひとつは違うかのように。
「忠恕」の精神をそれぞれが創意工夫をして、協力し合って表現する。「コラボレーション」と「ダイバーシティ」そして「クリエイティビティ」。富士見丘がスーパーグローバル教育を実践しているのは、オープニングセレモニーに象徴的に表現されていたのである。