5月27日(土)、明海大学で行われる「第2回21世紀型教育機構シンポジウム」では、「高大接続改革」が「グローバル高大接続改革」という時代背景があることを皆様と共有したいと思います。今週、文部科学省の「高大接続システム改革会議」は、2020年の大学入試改革の大きな柱である新テストに関連する「4技能英語の入試」と「国語と数学の記述問題」の例を公開しました。
CEFR基準でB2以上の英語力や知識論理型思考力から論理創造型思考力へシフトするビジョンが明快に見えました。メディアや多くの識者は、採点システムや財政的な課題を指摘しつつも、それをいかに乗り越えていくかが重要であることを示唆していました。
そして、なぜ乗り越えなくてはならないかは、子どもたちに開かれている第4次産業革命を成功させる必要があるからです。あらゆる活動は、常に光と影があります。その矛盾やジレンマ、アンビバレンツな事態を前にして、回避したり逆もどりするのではなく、私たちは創造的にそのダブルバインドを解き、凍てついたネガティブマインドを溶かす使命があります。
変化を前に背を向けて変わりたくないと臆している方々と勇気と自信をもって進むためにも、試行錯誤の果てではありますが、いっしょに成功事例を創っていきたいと思います。幸い、21世紀型教育機構には、「高大接続システム改革会議」のメンバーが3人います。今回はそのうちの2名、本機構理事長の吉田先生、副理事長平方先生が登壇します。
今まさに旬の教育政策の希望と乗り越えるための提案をシェアできるでしょう。そして、そのための具体的な教育活動である、「グローバル高大接続準備教育」の情報もゲットできます。写真は、今回のシンポジウム参加定員200名の方とシェアする限定資料です。時代の変化と教育活動の変化は同期していて、どんどん進化しています。
「グローバル」という言葉自体、その意味や意義について再構築する時代です。次回シンポジウムあるいはセミナーに向けて、リーフレットははやくも書き換えなければならないのです。そのため、この資料は当日限りのものとさせて頂きます。当日お会いできるのを楽しみにしております。