2015年10月25日(日)、東京女子学園で、第5回21会カンファレンスを開催(対象小5・6年生/保護者)します。2016年中学入試は、「2020年大学入試改革―アクティブラーニング型授業改革―思考力型入試」の改革3点セットが前面に出た中学入試トレンドになります。
受験勉強で燃え尽き症候群になると言われた時代は、もはや20世紀型教育の話です。2016年中学入試からは、中学入試のための学びは、明快に未来に備える準備学習として位置づけられます。
(21会は、改革3点セットを牽引するSGT:スーパーグローバルティーチャーになるべくSGT研修会を定期的に開催。そのお披露目を10月25日のカンファレンスでお披露目します。)
21会は、この未来から出現した、それでいてまだ具体的には固まっていない21世紀型教育システムをいち早く具現化しています。子どもたちの未来は、2018年問題、2020年問題、2030年問題、2045年問題と、今から予測されているだけで、これほど目白押しにあるのです。
だから21会は、遠慮などしていられません。まっすぐに21会校のような学校になろうと高らかに謳い、突き進んでいます。21世紀型教育モデル校として研鑽しています。この21世紀型教育モデルを創り上げる教師を、SGT(スーパーグローバルティーチャー)と呼んでいます。
今回のカンファレンスは、3月21日に実施した「思考力/教育セミナー」の拡大充実バージョンです。10月までのわずか7か月で、事態は大きく変わっていますので、それを見通して開催いたします。
まず、教育セミナーセッションでは、
①刻一刻と議論が進み変化していく「2020年大学入試改革」の最新情報(ちょうど10月25日ぐらいまでに大きな動きがあります)を実際に、文科省主催のワーキンググループのメンバーである先生方から報告していただきます。
②「2020年大学入試は」世界の国々の教育省やグローバル企業、専門家が集まって話し合っている「2030年教育アジェンダ」が大きなヒントになっています。21会はそこの情報もリサーチしています。未来から出現した教育システムについてもご報告いたします。
③今「2020年大学入試改革」のワーキンググループは、「入試制度」の枠組みのみならず、「入試問題」そのもの=「新テスト」をどうデザインするかワーキンググループが立ち上がって議論しています。21会は、その情報もリサーチし、すでに「新テスト」のあり方を、首都圏模試センターのシンクタンクの支援のもと予想しています。実は、それは既存の中学入試問題のうち「思考力型問題」は、この予想に符合しています。ですから、2016年中学入試問題の傾向も同時に語ることになります。
(21会SGT。今春3月21日思考力セミナー直前ミーティングで)
そして、教育セミナーと同時開催する「受験生のための新テストワークショップ」(対象は5年生・6年生計50名)では、
①2016年中学入試は、思考力テストやPISA型テスト、適性検査型テストのみならず、一般入試問題にも「思考力記述型問題」が増えます。21会は「思考力テスト」で新テスト対策の発想とノウハウを積み上げてきています。その発想とノウハウ、つまり「マインド」と「スキル」をワークショップで伝授します。
②ワークショップの種類は、「理科的思考力」、「数学的思考力」、「レゴ的言語発想力」、「iPad的世界システム思考力」のワークショップ型授業を用意しています。すべて体験できます。いわゆる4教科すべてのものの見方・考え方を学び、入試突破のための学力向上にも大いに役に立ちます。先生方は21会校のSGTです。
③それから、21会には、SGTをサポートする東大早慶ICUなどのスーパーグローバル大学在籍チュータがいます。この21会チューターによる「論述記述の技法」(ふだんから21会校でチューターがサポートしている技法)を伝授します。国語力のみならず、論述記述力もトレーニングできます。
したがって、時間は10時30分から16時までと21会校1日体験さながらのカンファレンスとなります。昼食は軽食をご用意いたします。そして、21会校の重鎮とSGTが総動員でお迎えします。ぜひご参加ください。
詳しいプログラムは近日中にアップします。またお申し込みは8月24日(月)大安からスタートいたします。