7月24日 英語哲学対話オンラインワークショップが無事終了

21世紀型教育機構では、昨年に続き、今年も英語哲学対話をオンラインで実施しました。

「英語」と「哲学」はどちらも、多くの日本人がなるべくなら関わりたくないと感じているものかもしれません。しかし、「世界」で人々と対話するには、どちらも必須のスキルであることは誰もが認めるところではないでしょうか。そんな2つのスキルを駆使して公開授業を行うというスリリングなイベントに、8名の「強者」が参加してくれました。夏休み前の学期末試験で忙しいさなかに応募してくれた生徒のみなさん、そして彼らのチャレンジ精神を鼓舞し、サポートしてくださった先生方にはこの場を借りてお礼を申し上げます。

  • 文化学園大学杉並 AAさん
  • 文化学園大学杉並 TYくん
  • 静岡聖光学院   HOくん
  • 富士見丘     MGさん
  • 富士見丘     MIさん
  • 富士見丘     WHさん
  • 工学院大学附属  KOくん
  • 工学院大学附属  HNくん

 

英語ディベートや模擬国連などでも高度な英語力は必要ですが、哲学対話では事前の準備がなく、その場の対話によって話の方向性が変わっていくという点に面白さがあります。その意味では最も実践的な応用を可能にするアプローチが「哲学対話」だと言えます。

 

このイベントの開会挨拶で、21世紀型教育機構会長の平方邦行先生は、「問いを創造性に転換する技術としての対話」というイベントの副題から「彫刻と哲学」というトピックヘと思考を飛躍させ、弥勒菩薩とロダンの「考える人」の対照について考察を開始しました。

これぞ、哲学対話の開会挨拶という刺激に満ちた開会の挨拶をしていただきました。東洋と西洋の比較を通して、私たちが何者であるかに迫るのは、まさに今回のイベントの趣旨と重なる部分です。

開会の挨拶から約3時間、途中10分の休憩をはさんだだけでずっと英語での対話を続けてくれた生徒たちは、さながら未来の日本からやってきた留学生のようでした。

今回のイベントは、21世紀型教育機構のメンバー限定公開でしたが、ダイジェスト版の動画は近日中にアップして皆さんに公開したいと考えています。

 

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