静岡聖光学院は、アカデミックな校風と教育を目指して、教科の枠にとらわれない“学究的世界”を生徒ともに創っています。ここには、本機構の各加盟校が実施しているPBL(Project based Learning)、C1英語、ICT教育、リベラルアーツの現代化が凝縮されています。
(写真は、同校サイトから)
たとえば、このアカデミックな活動の一環として「Visit Shizuoka」というプロジェクトを実施。中学1年生の英語と社会科(地理分野)の授業を融合し、静岡を訪れる外国人観光者に向けての広報活動を行うという企画を実施しています。
2019年に行われるラグビーW杯、2020年に行われる東京オリンピック。両大会とも多くの外国人が日本を訪れることが予想されます。そこで各大会に来る外国人を対象に静岡の魅力を伝え、静岡に足を運んでもらうことによる経済効果を見込んだ広報活動を行うのです。
生徒は自ら資料の収集、プレゼン作成、発表までの過程を取ることで静岡についての愛着と理解を深め、他者に発信するための情報収集・まとめ・表現する力を身につけようと努力しています。
すでに、静岡大学の外国人留学生などの参加者に、日本語と英語の両方でプレゼンテーションを実施。優秀者はラジオ「FM-Hi!ひるラジ!静岡情報館」で発表(2月17日12時15分〜30分放送回)するという成果もあげています。
このようなアカデミックな活動を、さらに日常の授業をはじめとする同校の教育活動全般に徹底するという気概を受けとめ、各機構の加盟校と共に、21世紀型教育をより一層広め深めていきます。子どもたちの希望と未来は、いまここに開かれているのです。