グローバル教育

富士見丘 日本の教育を変える知の沸騰(1)

今年になってグローバル人材育成時代が急激に現実的になってきた。日本語IB(国際バカロレア)200校構想、スーパーグローバルハイスクール100校構想、達成度テスト構想など、次々グローバル教育政策の構想が議論されるようになった。

しかしながら、日本の教育全体からすれば、そのようなグローバル教育政策のイメージがつかない。大学入試センター試験を廃止して達成度テストへと言われても、目の前の高校生には影響があるわけではなく、知識の定着を中心とする今までの教育を変えなければならない必然性のリアリティがまだまだない。

時代の要請と現場の教育の葛藤の風が吹く中、創立以来、新しい時代を生きる、豊かな知性と教養を備えた国際性豊かな若き淑女の育成を実践してきた富士見丘の先進的な教育について、サタデープログラムを進化させている先生方に聞いた。by 本間勇人:私立学校研究家

左から、遠藤央先生(進路指導部長)、岡本泰子先生(国語科主任)、大島則男先生(教頭)、久保誠一先生(プロジェクト統括リーダー)、民辻眞貴子先生(参事・GA部長)、石丸義之先生(数学科主任)、長島公聖先生(生徒指導部長) 4本の柱のプロジェクトチームのリーダーの先生方が一堂に会した。

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