桜丘のイノベーション 教育の質JUMP (3)

桜丘の教育イノベーションによって、生徒1人ひとりが翼とコンパスを持てるようになる。自分の世界、他者との世界を創り出す発想と方法。つまり、夢を抱き、夢を実現する。そして、桜丘がドリームチームになることを予感させる。

桜丘のイノベーション 教育の質JUMP (2)

品田副校長の話をお聞きしていると、本当によくリサーチしているし、なんといってもご自分の授業にその成果を盛り込み、何度も改善していることがわかる。iPadが授業を変える。そして、それが生徒のものの見方や考え方・感じ方のJUMPにつながる。

桜丘のイノベーション 教育の質JUMP (1)

桜丘中学・高等学校(以降「桜丘」)は、「その背に翼を、その手にコンパスを」というビジョンを1つひとつ実現してきた。生徒はモチベーションを燃やし、未知の探究の道をたどり、仲間といっしょに自分たちの世界をつくっていく。「自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えている」という信念を持っている副校長品田健先生。iPad miniに、発想や学校、イメージすべてを内蔵し、もちろんネットにアクセスしながら、必要なものを「いまここで」抽出、再編集してプレゼンする。私学の中でも優れた教育イノベーターなのである。(by 本間勇人:私立学校研究家)

桜丘 臨界を突破して未来を描く教育環境(3)

21世紀型スキルの定義はいろいろあるが、概ね5Cのスキルに集約される。コミュニケーション、クリエイティビティ、クリティカルシンキング、コラボレーション、シチズンシップがそれである。桜丘の2つのノートの取り組みが、すでに4Cを養う基礎になっていることを前回まで語ってきた。今回は、桜丘のコラボレーションを支えるリーダーシップの育成が、シチズンシップにつながっていくことを紹介したい。

桜丘 臨界を突破して未来を描く教育環境(2)

桜丘の校訓は「勤労と創造」。これを現代化した表現が「翼とコンパス」。この不易流行としてバージョンアップしたビジョンをどのように実現していくのか、その桜丘の教育環境の一端について品田副校長が語った。

桜丘 臨界を突破して未来を描く教育環境(1)

6月23日(日)、桜丘中学(以降「桜丘」)は、説明会を開催。授業及びクラブの体験ワークショップも催された。とにかく桜丘の説明会は、スーパープレゼンテーションで有名だし、ベクトルも21世紀型教育をきっちりとらえられている。この新しい私立学校市場のステイクホルダーとしてイノベーターやアーリーアダプターがどのくらいいるのか、つまり支持者がどのくらいいるのか気になって訪れてみた。

すると、会場である体育館は満杯だった。21世紀型教育市場の支持者はこんなにいるのだと確信したが、それと同時に、桜丘のプレゼンを聴いて、ベクトルは同じでも、支持を得るにはそれぞれの学校の独自の創意工夫が強烈に必要であることも学んだ。その桜丘の独自の挑戦を紹介したい。(by 本間勇人:私立学校研究家)

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