21世紀型教育機構は子供たちの未来価値を生み出す拠点。

イギリスで産業革命がおこり、石炭を燃料にした蒸気機関が稼働し、20世紀の2つの世界大戦で、石油を燃料にした重化学工業が誕生し、20世紀後半ではデジタル革命がおこりました。
 
いわば、3つの産業革命によって、マシーンはどんどん大量生産、大量消費、大量移動を可能にし、リアルな物質文明の頂点を築き、さらにバーチャルな空間で、指数関数的な金融経済を生み出しました。
 
これによって、CO2もまた同様に増え、格差社会もますます拡大しました。このままでは、自然と社会と精神の葛藤はピークに達し、環境破壊、社会分断、精神崩壊などとどまることを知らず、子どもたちの未来は予想不能な悲惨な状況が待ち受けています。
 
しかし、デジタル革命は、AI(人工知能)も準備し、2040年頃までには、AI社会が到来し、IoTを皮切りに、マシーンの「自動化」から「自律化」というSFファンタジーが予告しているような世界が広がる可能性も見えてきました。第4次産業革命の到来です。
 
 
 
この革命は、今までの仕事を人間の労働から奪い、人間がAI社会から排除されてしまうのではないかというディストピアへの警鐘も鳴らされてれています。
 
しかし、一方で、化石燃料の奪取戦争がなくなり、ルーチン労働から解放され、自由な発想で創造的活動が等しくできるユートピアがやってくるというワクワクするような未来も描かれています。
 
ディストピアかユートピアか。もちろん明るい未来をつくりたいわけですが、それにはAIに負けない高度な能力が必要です。しかも、一握りの天才や富裕層を生み出すのではなく、すべての子供たちが創造的才能を育てることができる教育環境が必要です。
 
 
21世紀型教育機構加盟校は、この未来を明るく作る価値を味方につける教育を創っています。
 
21世紀型教育機構が大切にしている5つのコンピテンシーは、コミュニケーション、コラボレーション、クリティカルシンキング、クリエイティブシンキング、コントリビューションの5Cです。
 
この5Cを現実化すために、C1英語、PIL・PBL型授業、エンパワーメント評価、最先端ICT教育(プログラミング含む)、グローバル高大接続準備教育、リベラルアーツ教育の現代化(哲学×STEAM教育)を実施します。
 
 
エンパワーメント評価では、リフレクション、シェアのコミュニケーションをするときに「タキソノミー」「思考コード」「ルーブリック」などの世界標準の基準を適合します。
 
また、このような5Cと21世紀型教育機構の共通の学びを実施できているかどうかは、理事会が調査チームを作り、「アクレディテーション(品質認証)」を定期的に実施し、高品質の21世紀型教育を持続可能にしていきます。
 
 
このように、21世紀型教育機構は、いまここで学んでいる子供たちが、未来において、自らの価値を自らのコンピテンシーと創造的才能によって、生み出し、互いにその価値を結合して、相乗効果を生み出せる社会形成に貢献していきます。
 
 
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