東京女子学園 21世紀型授業(1)
6月は、合同説明会目白押し。その中で多くの学校がミニプレゼンを行っている。昨年とガラッと変わったのは、双方向型の授業を行っていることや学びのプロセスを大切にしていること、グローバル教育、タブレットの導入、アクティブラーニング実施など、21世紀型スキルを導入していることを一斉に標榜し始めたことである。
それは教育の方法やビジョンが大きく旋回し始めた時代の表象であるが、そのようなときは決まって玉石混交である。東京女子学園は20世紀末からすでにこの時代の変化の兆しをいち早くとらえ、21世紀型教育の準備を着々と進めてきた。
玉石混交をただ批判しても、それは雨が降ったら、天気がわるいと言っているようなもの。東京女子学園は、教育の実践において21世紀型教育のモデルを未来の道標としてプロジェクトしている。by 本間勇人:私立学校研究家