Created on October 10, 2014
三田国際学園の生活に話が及んだ時、おもしろかったのは、留学生ばかりか、在校生も自分たちの学校が新しくなっていく際に、未来からの留学生として先生方に受け入れらているという気持ちが広がったことだ。
留学生は、とにかく三田国際の先生方は優しくて大好きだと。ドイツの先生は厳しいというか、いつも怒っているという。これは7月にドイツから留学してきた生徒も同じように語っていた。
おそらくこれは怒っているかどうかが問題なのではなく、教師と生徒の関係が20世紀型か21世紀型かという違いを感じてのことだろう。抑圧型か相互通行型かの違いと言う事だろう。
もし留学生が日本の20世紀型教育を実施している学校に行っていたら、この差異は感じなかったかもしれない。
実際、留学生も新しくなっている母校の授業の展開がおもしろいと感じると共鳴していた。先生方はテキストの内容に関連する部分の動画をこまめに見せてくれるから、目に見えない細菌の世界などの理解を深められるという。また、iPadなどICTツールを自在に活用して授業が展開されるから、モチベーションが持続するのだと。
学園生活に関しては留学生にとって、言うまでもなく新鮮なのであるが、在校生にとっても、特に授業に関しては、未来からの留学生として先生方から受け入れられているのであろう。