21会校情報

静岡聖光学院 Aレベル・GCSE発進、「世界」がスタンダードに

静岡聖光学院は、21世紀型教育を掲げて以来、STEAMやPBL授業を全面的に推進し、あっという間に21世紀型教育のトップランナーとして認められるまでになりました。さらに、英国イートン校やハロウ校などの名門パブリックスクールとの交流をきっかけとして、静岡県や首都圏といった枠組みを飛び越えた、世界にダイレクトにつながる学校へとその在り方を変貌させました。もともとカトリックという、世界と価値観を共にする基盤があったわけですから、むしろ時代の変化とともに私たちのメガネが静岡聖光本来の姿をようやく捉えられるように進化したと言った方が良いのかもしれません。by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家
 
 

21CEO教育研究センター×工学院 「SGTの授業デザインツール」

10月31日(日)工学院の田中歩先生が総合司会を、そして工学院の若きSGTがファシリテーターとなり、授業デザインのツールをテーマに、オンラインでディスカッションが行われました。

これまで4回に渡って実施されたSGTをフィーチャーするイベントの締めくくりです。21CEO加盟校の先生方も文化祭準備などで忙しい中であるにも関わらず、数多く参加してくださいました。

 

イベントの冒頭、平方邦行先生(21CEO会長)は、若きSGTに力強いエールを送りました。日本私学教育研究所所長として全国の私立学校の校長あるいは教員との研修を実施する毎日から、日本の教育への不安や苛立ちを感じることもあるそうですが、それを払拭できるのは21世紀型教育を実践できる若い世代であるという期待と確信に満ちたものでした。

 

10月31日(日)次世代SGTオンラインセミナー「授業デザインツール」

10月31日(日)に次世代SGTによるオンラインセミナー第4回を実施します。今回は工学院の田中歩先生が全体の進行と、21CEO加盟校の若手SGTによるディスカッションをコーディネートします。

「授業デザイン」とは、授業進行表のことではありません。また、授業をデザインする「ツール」は教具やICTといった「モノ」にとどまりません。デザインに設計の思想が必要であるように、授業デザインの根本には、学校や教員の理念が反映されます。つまり生徒の学びをどのようにとらえるかという思想こそが重要になるのです。そのためのツールとして「思考を見える化する」仕掛けは授業に欠かせません。

9月26日(日)次世代SGT オンライン セミナー 「生徒の成長と評価」

SGT(スーパーグローバルティーチャー)による今年度3回目のセミナーとなります。生徒の成長を語るとき、どのような能力を何で測るかという学力観や評価の問題は避けて通ることができません。学習のゴールやスタイルに応じた、生徒の成長につながる評価や仕掛けを共有します。今回のイベントは、聖学院の先生方に授業実践発表をしていただき、そこから発展したディスカッションを加盟校のSGTと行います。

 

「次世代SGTが創る『授業→学校』デザイン」が実施されました

8月29日の日曜日に21世紀型教育機構教育研究センターが主催する「次世代SGTが創る『授業→学校』デザイン」イベントが行われました。当初は静岡聖光学院で実施する予定でしたが、新型コロナ感染者拡大の現状を鑑み、オンラインでの開催となりました。

イベント名にもある「『授業→学校』デザイン」が表しているように、授業こそが学校の本質で、授業が変われば学校は変わります。「21世紀型教育」は装いの問題ではなく、まさに授業の質の問題なのです。

21世紀型教育機構が行うアクレディテーション(品質認定)で、大きな躍進を果たしているのが静岡聖光学院です。今回のイベントでは、生徒こそ参加しませんでしたが、静岡聖光学院の若き教員がファシリテーター役を務め、その21世紀型授業の一端を垣間見せてくれました。中村光揮先生、榊原正信先生、若林亮介先生、永田宏樹先生、そして4名の若手をリードする田代正樹先生です。

次世代SGTが創る「授業→学校」デザイン

イノベイティブな授業によって生徒が刺激を受け、教員と生徒のコミュニケーションの質も変わっていく・・・。コミュニケーションの質が変われば、学校での経験の質も変わっていく・・・。こういう想いで日々の授業を実践しているスーパーグローバルティーチャー(SGT)の存在が21世紀型教育機構の各校を支えています。

今回のイベントでは、7月のイベントに続いて、SGTが日々実践しているPBL型の授業を互いにシェアし、21世紀の社会に有効なスキルを育成する授業のあり方を模索します。

当初静岡聖光学院で実施する予定でしたが、全国でコロナの感染拡大が深刻化している現状を考慮し、先月に続きオンラインでの実施に切り替えて実施することにいたしました(21世紀型教育機構会員校限定のイベントとなります)。

7月24日 英語哲学対話オンラインワークショップが無事終了

21世紀型教育機構では、昨年に続き、今年も英語哲学対話をオンラインで実施しました。

「英語」と「哲学」はどちらも、多くの日本人がなるべくなら関わりたくないと感じているものかもしれません。しかし、「世界」で人々と対話するには、どちらも必須のスキルであることは誰もが認めるところではないでしょうか。そんな2つのスキルを駆使して公開授業を行うというスリリングなイベントに、8名の「強者」が参加してくれました。夏休み前の学期末試験で忙しいさなかに応募してくれた生徒のみなさん、そして彼らのチャレンジ精神を鼓舞し、サポートしてくださった先生方にはこの場を借りてお礼を申し上げます。

7月18日(日)「次世代SGTの授業デザイン」ワークショップをオンラインで実施

 

7月18日(日)、21世紀型教育機構の教育研究センター主催「次世代SGTの授業デザイン」ワークショップを開催しました。加盟校から20名ほどの若手の先生(スーパー・グローバル・ティーチャー=SGT)が集まり、新しい授業の在り方について情報共有しました。

 

冒頭挨拶で21世紀型教育機構(21CEO)の会長である平方邦行先生は、日本の現状を考えれば教育におけるイノベーションが必要であることは明らかであり、若い先生方に期待したいとエールを送りました。一方で、本当の次世代SGTは、未来を担う今の中学生や高校生であることを忘れずに教育のアップデートをしていかなくてはいけないと強調されました。

 

【21CEO主催】英語哲学対話オンラインワークショップ

諸般の事情により、当イベントは7月10日(土)実施予定から7月24日(土)実施に日程変更いたしました。

21世紀型教育機構では、知識偏重ではない、批判的思考(Critical Thinking)と 創造的思考(Creative Thinking)を伸ばす学びを掲げています。自由に自分の意見を言うことの重要性は言うまでもありませんが、そこで言う「自由」とはどのようなことを意味しているのでしょう。自分ひとりの考えに限界があるかもしれないということに自覚的になれば、他者の存在こそが「自由」への鍵であることが見えてきます。哲学対話の本質はそこにあります。

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