第4回「新中学入試セミナー」in 和洋九段ー自己変容型マインドセットが育つPBL
2月16日(日)和洋九段女子「フューチャールーム」で、21世紀型教育機構(21st CEO)主催の「新中学入試セミナー」が開催されました。
by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家
2月16日(日)和洋九段女子「フューチャールーム」で、21世紀型教育機構(21st CEO)主催の「新中学入試セミナー」が開催されました。
by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家
2020年は教育のみならず、政治経済社会も大きく変わる激動の年です。当然中学入試も私立学校の教育も大きく変わります。今回は首都圏模試センターの取締役・教育研究所長北一成氏をお招きし、2020年の中学入試の総括と2021年の見通しを分析していただきます。
そのうえで、「新タイプ入試」や「新しい学びの経験」を生み出すPBL型授業の成果を共有します。PBLは、すべての授業でPBL授業を実践する実績を生んできた和洋九段女子のモデルをご紹介します。
そして、それがモデルで終わるのではなく、実際に生徒がナビゲーター役を果たすワークショップ体験もしていただくプログラムになっています。新しい学びの経験は、実際に体験してみないとわからないことが多いのですが、今回、PBLによって生徒自身が創出したSGDsスゴロクワークショップを行います。
和洋九段女子中学校・和洋九段女子高等学校(以降「和洋九段女子」と表記)は、21世紀型教育本格実施2年目で、はやくも新機軸を構想することになりました。この新機軸の発見は、準備期間も入れて3年間のPBLへの挑戦の成果でもあると中込校長先生は語ります。
同校の大きな特徴は、中学1年から高校1年生まで、生徒1人1台タブレットを活用するPBL(Problem based Learning)型授業が、すべてのクラスで実施されていることです。2020年には、全学年がこの環境になります。このような環境を教師一丸となって取り組んできたことにより、新機軸は、PBLのトリガークエスチョンを変えるアイデアだけで、飛躍的な学びのパワーを生み出すことになります。
もっとも、このトリガークエスチョンのアップデートこそが新たな難関であることは間違いないのですが、先生方はある大きな覚悟をもってその難関に挑んでいきます。
by 本間勇人 私立学校研究家
今春の中学1年生から、和洋九段女子は、本格的な21世紀型教育を実施。中学生全員1人1台のタブレットを使って授業に立ち臨む。つまり、3年後の2020年大学入試改革に直面する頃、同校の生徒は全員21世紀型教育を体験して、新たな局面に挑戦できる態勢が整うわけだ。
昨年10月フューチャールームで、水野先生のPBL型授業を拝見したが、今回は、今春入学した中1の授業を拝見。ついこの間小6だった生徒とは思えないほど、リサーチ、編集ディスカッション、プレゼンを明朗に行っていた。訪れるたびにバージョアンアップしている同校の先鋭的授業。好奇心、モチベーション、意欲、挑戦心・・・に満ちたキャンパス空間が広がっていた。by 本間勇人 私立学校研究家
創立120周年を迎える今年、和洋九段女子は、教育のバージョンアップを実行。美しい花が開いた。今月17日、授業見学・クラブ体験・説明会を実施。中1から中3までの授業は、すべてPBL型(プロブレム・ベースト・ラーニング)授業だった。
そして中1は、今回は、すべてのクラスが英語の授業を行っていた。グローバルクラスとレギュラー・クラスのPBL型授業が展開された。どのクラスも、生徒は、タブレットを活用して、手持ちの知識をその都度広げながら思考し、対話し、プレゼンする授業。昨年から21世紀型教育改革に挑戦し、猛スピードで成果を挙げているのに驚いた。by 本間勇人 私立学校研究家
(今回はダンス部の体験ができなかったので、舞台で発表。しかし、それが圧巻だった。)