会員校別記事一覧

聖徳×順天 グローバルリーダーは思いやりで他者の個性を生かせる人材

2015年8月21日(金)、JICA地球ひろば(市ヶ谷)で、聖徳学園と順天学園の高校生によるすてきな「日本型グローバルリーダー」シンポジウムが開催された。

日本人は欧米人に比べ消極的だからもっと積極的に主体的に話し、活動し、世界を救うリーダーシップを発揮しなくてはならないという紋切型の考えをしてオリエンタリズムに陥いりがちな世の大人を尻目に、自分たちの言葉と頭で語り合った。

自分の体験と身近な部活や行事の中での人間関係の中に、グローバルなシーンでも通用するスキルと思いやりがあるのだと。by 本間勇人:私立学校研究家

富士見丘 遠藤大臣がやってきた 未来貢献への架け橋

9月29日(火)、富士見丘は建学の精神「忠恕」という寛容性・思いやりの精神・おもてなしの精神などを全校生徒で振り返るちょうどその日に、東京オリンピック・パラリンピック担当の遠藤大臣がやってきました。東京オリパラは、すべての人々が、どのような状況下に置かれていても、互いにサポートし合いスポーツの精神を楽しみ、世界の人々のために貢献する世界で最大規模のイベント。大臣は、富士見丘の生徒達とこの一生に遭遇できるかどうかの歴史的なイベントにおいて、世界の人々をいっしょにおもてなしし、世界に貢献する自分に挑戦してみようというメッセージを共有しに訪れました。by 本間勇人 私立学校研究家

(ウェルカムパフォーマンスで歓迎した少林寺拳法部の生徒と記念撮影)

富士見丘 パラリンピックを応援する生徒現る

世界のグローバル教育の象徴の1つにIB(国際バカロレア)、日本のグローバル教育ではSGH(スーパーグローバルハイスクール)があります。富士見丘もSGH指定校ですが、どちらもハイレベルの学びとハイレベルのエッセイライティングを学ぶ場です。

しかし、実は何より大切なのは、世界貢献ができるボランティアです。SGH指定校は2年前に成立したばかりですから、卒業生の活躍はまだこれからですが、IBでは、真のグローバルエリート人材としてフィランソロピストが多く活躍しています。SGH指定校からも同じような人材が輩出される気運が流れていますが、今回富士見丘の生徒に未来のフィランソロピストを予感させる生徒が現れました。

先日、富士見丘に東京オリンピック・パラリンピック担当の遠藤大臣がやってきました。みなさんといっしょに東京オリンピック・パラリンピックを成功させましょうという趣旨の講演をしたのですが、そのとき1人の中3の富士見丘生が立ち上がりました。そして、「障害をお持ちの方のスポーツの支援をするボランティアに参加していますが、その重要性につてメディアなどがまだまだ取り上げていませんが、今後もっとその重要性を広報して頂けますか」と大臣に質問をしたのです。by 本間勇人 私立学校研究家

八雲学園 感性教育こそ学力の3要素の土台(2)

文部科学省は、2020年大学入試改革及び次期学習指導要領改訂を全国規模で行う前に、特に2007年以降、様々なモデルケースをつくって、リサーチをしていました。その結実がSGUやSGHですが、実はIB(国際バカロレア)と英国の大学入学準備教育(Aレベルテストなどに象徴)を水面下では極めて重要視してきました。

そして、前者からはTOK(知の理論)、後者からはクリティカルシンキングという学び方に深く興味を寄せ、学習指導要領の中に換骨奪胎して埋め込もうとしています。その動きが実は「学力の3要素」を鍛えるアクティブ・ラーニングです。

(UCサンタバーバラでのAAPの魅力を全校生徒に伝える3ヶ月留学メンバー)

八雲学園 感性教育こそ学力の3要素の土台(1)

八雲学園の「感性教育」が現在改訂中の学習指導要領の重要なモデルです。この次期学習指導要領は、アクティブ・ラーニングによって、学力の3要素「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を育成することを眼目としています。

また、これによって、2020年大学入試改革で行う思考力重視、学びの体験重視の新テストに接続することを企図しています。

文部科学省が八雲学園を視察に来たという話は聞いていませんが、きわめて十分にリサーチしているかのような豊かな学びをビジョンとして掲げています。文科省が力を入れているところがどんなところか、八雲学園の教育を鏡としてみていくことができるほどです。 by 本間勇人 私立学校研究家

(3ヶ月留学帰国後のAAP:アドバンスト・アカデミック・プログラム。ソクラティックメソッドを英語で実施しています)

富士見丘 中1のアクティブ・ラーニング × ICT

文部科学省の指揮の下、アクティブ・ラーニングとICTが本格的に教育現場に導入されようとしています。5年後の大学入試改革と「生徒1人1台タブレト端末」を目標に、多くの学校が「教育改革」に本腰を入れて取りくんでいます。しかし、子供達の未来が明るくなる兆しがみえる一方で、そのための困難もまた多く見受けられます。実際、現場の先生方は「アクティブ・ラーニング」という新しい指導法に加え、不慣れなICT機器を使いこなさなければならず、その負担は無視できるものではありません。
 
いかに負担を少なくスムーズに、それでいて効果的なアクティブ・ラーニングとICTを浸透させていくかが「教育改革の鍵」といってもいいでしょう。今回はその好事例として、今年SGH(スーパーグローバルハイスクール)指定校に選ばれた富士見丘学園(以下、富士見丘)の取り組みをご紹介したいと思います。(ICTアドバイザー 福原将之)
 
 

10・25第5回21会カンファレンスで「21世紀型学び!」

今年は、2020年大学入試改革、それに伴う学習指導要領改訂の中核キーワード「アクティブラーニング」「メタ認知」などに関する話題が尽きません。一体何が起きているのでしょう。とにもかくにも、今の小学生が高校卒業時には、東京オリンピック・パラリンピックをすでに経験し、大学入試改革も進み、キャリア志向もがらりと変わり・・・社会全体、世界全体が大きな変化の渦を描き、その真っ只中に立たされているのが選挙権も行使できるようになっている今の子どもです。

10月25日は、実は中学受験市場では初めてのイベントが開催されます。子どもたちの未来に備える教育のカンファレンスそれ自体を、私立学校の教師が主催企画で実施します。ほとんどの合同相談イベントは、学校説明ブースがメインです。しかし、21会カンファレンスは、教師自身による未来のメッセージ、そして自分の学校の授業体験ではなく、21会校のSGT(スーパーグローバルティーチャー)がコラボレーションしながら未来の授業をデザインしています。全く新しい私立学校の先生方だから可能にしたカンファレンスです。

すでに定員は超えました。皆さまありがとうございます。お申し込みは締め切らせていただきます。by 本間勇人 私立学校研究家/21会事務局

三田国際 はじめての学園祭(2)

三田国際の学園祭のベースはアカデミックな探究パフォーマンス。今年入学した中1、高1は、自己探究のプレゼン。おそらく来年、中2、高2は、社会科学や自然科学の分野に探究活動を広げるだろうし、中3、高3になれば、ポスト資本主義の次にくる未来都市についてや、もし地球の自転が逆だったらというような新たな理論の提案に取り組むことになるでしょう。

3年後は、中学1年生から高3生まで各クラスでアカデミックパフォーマンスがさらに活気あふれるほど行われているでしょう。それを予感させるはじめての学園祭でした。私は午前中で次に移動しなければならなかったのですが、駅に向かう途中、三田国際学園に向かう多くの受験生家族とすれ違いました。

三田国際 はじめての学園祭(1)

2015年10月31日(土)、11月1日(日)の両日、三田国際学園は、はじめての学園祭を開催。創立100年を迎え、何度も文化祭を行ってきましたが、今年共学校化し、名称変更し、カリキュラムイノベーションを果たした三田国際にとっては、第1回学園祭として開催されます。

まだ生まれ変わって、1年を経過していないにもかかわらず、はやくも教育の成果をお披露目するところまできています。この幾何級数的な成長の広がりは、3年後、6年後どこまで大きくなっているのでしょう。by  本間勇人 私立学校研究家

聖学院の教育 Oneにこめる想い

11月2日(土)、11月3日(日)両日、聖学院は「創立109周年記念祭」(文化祭)を開催。テーマは「One 最高の贈り物を届けよう」。「One」には、「Omly One」「One for all all for One」「No.1」という3つの想いが込められています。これらは、現在の社会にあっては、相反する言葉どうしです。この葛藤をどのように昇華するのでしょう。聖学院のエネルギーと聖なる高い志は、この葛藤を乗り越えようとするところから生まれてきます。by 本間勇人 私立学校研究家

工学院 トビタテ!留学JAPAN参加を支援

工学院大学附属中学校・高等学校(以降「工学院」)は、21世紀型教育を推進し、C1英語やPIL×PBL型アクティブラーニング、ICT教育、海外大学入学準備教育など教育改革を強力に進めています。21世紀型教育を押し進めるということは、あらゆる領域でまだまだ残っている20世紀型ものの見方や考え方の壁を打ち砕くという構えです。

今回国家プロジェクトである「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」も、20世紀型留学から21世紀型留学に大きく舵を切った試みです。当然、21世紀型教育を促進している工学院は、生徒の未来を創るためにも、ダイバーシティの環境を整えていますから、このプログラムに参加したいという生徒のサポートをします。

今回、同学院高校2年生の岩本ゆりなさんが、挑戦し帰国。第2回朝日教育講座(朝日新聞社主催、協力AERA)で、留学体験報告を果たしました。by 本間勇人 私立学校研究家

桜丘のICT教育 次の次元へ!桜丘ショック!はまだまだ続く(3)

§3 多様な思考スキル

アクティブラーニングは、タキソノミーという能力の段階とその段階の間を幾度も往復し、循環するための思考ツール、そして思考スキルの関係総体で展開されます。思考ツールには、iPad、レゴ、思考マップなどが強力ですが、粘土や木材、楽器、画材などなど無限にあります。しかし、iPadがそのほとんどを陵駕できてしまいます。立体的なものの触覚だけは今のところなかなか難しいかもしれません。しかし、IoTの進化でそれも克服できるかもしれません。いずれにしても、そうなれば、iPadのようなタブレットは、メタ思考ツールに昇格します。

【多様な比較スキル】

桜丘のICT教育 次の次元へ!桜丘ショック!はまだまだ続く(1)

2015年12月18日(金)、桜丘は「冬のICTオープンスクール」を実施しました。同年10月、eラーニングアワードフォーラム2015における『第12回 日本e-Learning大賞』で桜丘の実践「生徒・教職員の創造性を刺激する,iPadがある学校生活」が文部科学大臣賞を受賞。

その実績、つまり「桜丘ショック」を、模擬授業空間やiPadを使っている生徒と直接対話できるスペースなどで、全国から訪れた先生方と共有しました。by  本間勇人 私立学校研究家

桜丘のICT教育 次の次元へ!桜丘ショック!はまだまだ続く(2)

§2 ロイロノート・スクールの効用

高2の政治経済の授業は、「学習を通じた創造的思考力一歩前」くらいまで到達する授業でした。「一歩前」と表現したのは、模擬授業の時間設定が30分だったからです。もしiPadやロイロノート・スクールなどのネットワークを活用しなければ、5時間以上かかる授業です。それを30分でやってのけるのですから、時間内にカリキュラムが終わるかどうかという不安はもはや払拭できるでしょう。

富士見丘 SGHプログラム4年目に突入

富士見丘学園は、SGH(スーパーグローバルハイスクール)のプログラムを実施して、4年目を迎える。この間に、多くの輝かしい実績を積み上げてきたし、模擬国連部の活躍に代表されるようなSGH以外のグローバルな教育活動も広がった。

そしてまた、今年も新高1のSGHプログラムが、心優しくもパワフルに始まった。by 本間勇人 私立学校研究家

(昨年、釜石フィールドワークを通して「環境とライフスタイル」を探究した新高2生の新高1生に向けたガイダンスシーン。ユーモアもあり探求へのモチベーションを共有。)

香里ヌヴェール学院 モヤ感が深い学びを生む

2017年4月、香里ヌヴェール学院は、校名変更、共学化を果たし、21世紀型教育改革を立ち上げた。学院長石川一郎先生は、2冊の教育関連書籍を出版し、全国各地から講演依頼を受けている21世紀型教育改革の旗手である。

そして、4月24日、NHKのEテレ「テストの花道 ニューベンゼミ」に出演。正解が1つではない2020年大学入試に頻出されるはずの問題の案内人としてゲスト出演したのだ。番組の中で、そのような典型問題として、2017年中学入試で同学院が出題した「思考力入試問題」も紹介した。

この「思考力入試問題」こそ、香里ヌヴェール学院の人気を生み出した奥義でもある。by 本間勇人 私立学校研究家

 

(香里ヌヴェール学院は、PBL型授業研修と思考力入試問題作成プロジェクトの活動が、毎月のように開かれている。)

アサンプション国際中高 イマージョン教育&PBL型授業 破格

今年4月から、校名変更、共学校化し、21世紀型教育改革を立ち上げたアサンプション国際。小学校は、昨年の段階でPBL型授業を完成実施し、大人気になった。

中高もいよいいよイマージョン教育とPBL型授業がさく裂し、教師と生徒の情熱的学びは全開。中高のイマージョン教育を中心とする様子を写真で追ってみよう。by 本間勇人 私立学校研究家

(昨年中3のときに、江川校長の哲学対話教室に参加した女子生徒が、新生アサンプション国際の高1に進級。PBLやイマージョン教育に大満足しているということだ。そして共学校にも。高1のオールイングリッシュの数学の授業の後で。)

工学院 いまなぜカリキィラムリフォメーションなのか?

今年4月、高1のオリエンーションから始まって、様々な新機軸の実行に専念している平方校長と、要所要所で、かなり対話する機会をいただいた。校長の想いをまとめてみたい。by 本間勇人 私立学校研究家
 
 
(中2-Dのクラスで。哲学に!問いの探究に!カリキュラムマネジメントに!それぞれがぞれぞれのミッションを胸に)
 
2020年大学入試改革。これは日本だけの特別な話ではない。世界同時的に起きていることである。その改革の実行にどの国が速く着手できるかどうか。そして、その改革は雑駁に言えば、教育改革なのだが、正確には、カリキィラムそのものの改革なのだ。
 
大学の学部や学科が、よしあしは別として、新しい科学や学問領域を開拓せざるを得ない。第4次産業革命に対応できる専門知としての科学や学問は、20世紀と同じであるはずがない。

アサンプション国際と香里ヌヴェール学院 本機構に加盟

大阪カトリック2校であるアサンプション国際と香里ヌヴェール学院が、いよいよ21世紀型教育機構に加盟。両校は、昨年、21世紀型教育改革、共学校化を宣言し、PBL、イマージョン教育、ICT教育の研修を行ってきた。その過程で、カトリックの精神であり、国連のあらゆる宗教、民族、性別を超えた共通の理念でもあるman for othersというMFOマインドを共有し、世界の痛みを解決するグローバルシチズンシップというメンタルモデルをもった学習する組織が出来上がった。

そして、今春、その両校の協働改革は、小学校と高校の大人気という結果を導いた。もちろんこの改革は始まったばかりである。来春小学校、中学校、高校とすべてにおいて大反響を得るべく日々熱心に取り組んでいる。

そのインパクトはすでに、関西圏の教育に子どもたちの未来のための21世紀型教育改革をという大きなウネリを生み始めてもいる。

大阪カトリック2校の21世紀型教育改革のトータルリーダーは、聖パウロ学園の理事長であり、21世紀型教育機構の副理事長でもあり、何といっても、日本カトリック学校連盟会長である高橋博先生が辣腕をふるっている。

八雲学園 共学化への準備着々 St.Andrew’s School Turiとの交流

2018年度から共学校に転換する八雲学園。その理由は多角的であり、複合的であるが、決定的なのは、ラウンドスクエアに加盟したことだ。IB(国際バカロレア)創設時の中心人物クルト・ハーンが、世界のエスタブリッシュな私立学校の協働態であるコミュニティを創設した。by 本間勇人 私立学校研究家
 
 
(いっしょに歌って、踊って、心を響かせて交流は盛り上がった。ケニアの中1の男子が、日本語で涙そうそうを熱唱した時、八雲生は全員スタンディングオベーションで称えた。)
 

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