「第2回21stCEO静岡シンポジウム」(了)
パネルディスカッション 2020年大学入試問題を乗り越える思考力






三人の卒業生の座談会を終えて、そこに立ち会った校長平方邦行先生と進路指導部主任の新井利典先生は、すぐにリフレクションしていました。新しいハイブリッドとしてのクラスやコース分けが完成したのは、今の中1から高1。高2はプレ改革期で、ハイブリッドインターコースが、週に一度工学院大学の新宿キャンパスで、大学の講義なども受講するようになりました。
したがって、今春の卒業生は、システムとしての21世紀型教育改革の影響は受けていません。しかし、今回の座談会を通して、その改革の精神的な良い影響があったのではないかと、先生方は手ごたえを感じつつ、一方で新たに洗練していく部分も発見し、対話がどんどん広がっていきました。

(左から進路指導部主任新井利典先生、校長平方邦行先生。二人の対話はさらに詰めていくポイントをめぐって、広がっていきました。)
昨年に続き、今春の卒業生たちも、それぞれ「合格体体験記」を後輩のために残しました。この分厚い冊子を編集した進路指導部主任新井利典先生は巻頭言でこう語っています。
「今年度は17名の卒業生が執筆を引き受けてくれたたため、100ページを超える大作となりました。・・・これを読む在校生は、卒業生からのメッセージだと捉え、自分の学びに生かしてほしいと思います。」
「一人一人の個性が違うように、学び方も人それぞれです。自分自身の勉強方法は、周りのアドバイスに謙虚に耳を傾けながら、自分自身で模索するしかないのです。そのことを忘れずに、先輩たちの経験を参考にしてみてください」。


「第18回アジア競技大会」バスケットボール競技初の3×3で、決勝まで進んだ女子は銀メダルに輝きました。その女子日本代表メンバーの1人に奥山理々嘉 (八雲学園高校3年)選手がいたのです。金メダルの頂点にたった女子中国代表は、今年4月に行われたFIBA 3×3 アジアカップで準優勝、その後のFIBA 3×3 ワールドカップでも世界4位になったメンバーを擁する強豪。
対する女子日本代表は大会前に3日間の合宿しかできなかったようです。また、試合直前に馬瓜ステファニー選手(トヨタ自動車アンテロープス)を5人制から借りる形で、実際に4人でプレーしたのは予選ラウンド開幕戦のときだったということです。ぶっつけ本番に近かったでしょう。にもかかわらず銀メダルを獲得できたのです。

今回、夏期教員研修のプログラムの中で見学したのは、上智大学言語教育センター教授藤田保先生による「2020大学入試改革・これからの英語教育と教科間連携について」です。藤田教授は、言語学、バイリンガル教育の研究をされていますが、今回の改訂学習指導要領にもかかわっており、小学校の英語教科化の方法や実践など英語教育についても研究しています。
特に上智大学で行われているCLILという新しい英語教育の研究・開発・提唱者でもあり、CLILが小学校・中学校の現場に広がる契機もつくっています。

(13号館ラーニングコモンズにて)