共立女子

21会顧問 渡辺先生からエール

いよいよ2月1日がやってきました。21会校顧問・前共立女子校長渡辺先生から、檄文が贈られてきました。しかし、この文章は、21会校のみならず、すべての私立学校や受験生へのエールでもあります。したがって、ここでご紹介いたします。by 本間 勇人 私立学校研究家

共立女子 世界を見つめるアクティブラーニング(2)

ニュース報告とブックトークとでは、扱う素材が違うにもかかわらず、生徒がアクティブに学ぶ活動は共通しており、共立らしい学びになっているわけですが、それはいかにして育っていくのでしょうか。ニュース報告にひき続き行われた菊地先生の授業を見学することによって、先生方の授業そのものが、生徒にとって学びのロールモデルでありメンタルモデルであるということに気づきました。

共立女子 世界を見つめるアクティブラーニング(1)

11月19日(木)、共立女子の中3の公民の授業で行われた「ニュース報告」。13日のパリ同時テロを受けて、戦争やテロが起こる根本的な世界問題を洞察する場となりました。

安全保障関連法や辺野古問題に横たわる問題が、今回のパリ同時テロの問題と根本的なところでつながっているかもしれないという世界問題を鋭く読み解く共立女子の生徒。18歳選挙のことも重ね合わせ、世界の問題を解決する国づくりにどうかかわるのかコミットする瞬間もありました。

ニュース報告のあとに行われた担当の菊地先生の授業も、その想いを授業につなげながら展開していました。「世界-自分-授業」がつながる。まさに世界の問題をアクティブに洞察する学びが広がっていたのです。by 本間勇人 私立学校研究家

共立祭 満開の才能の花(1)

今月、共立祭が開催された。在校生1人ひとりの才能が輝いた。中高合わせて約2000名の生徒の才能が一堂に会して花開いていた。

その活気、息吹、熱気、気合い・・・。気象衛星から眺めていたら、共立女子のエリアだけ、ヒートアイランドならぬヒートスクールになっていたに違いない。by 本間勇人:私立中高一貫校

共立女子 一大プロジェクト「ブックトーク」(3)

共立女子のブックトークが一大プロジェクトである理由は、「関係」というキーワードにある。米津先生によると、「課題図書」と「関係」する本を探し、その関係について考え、思いを馳せるというのが大きなねらいの1つであるが、その「関係」が同じジャンルの本から、異なるジャンルの本に広がることも期待しているという。多角的かつ多次元という柔軟な≪関係性≫を見出す挑戦ということだろう。

(取材で訪れていた時、ちょうど校長室では、共立祭の実行委員、生徒会のメンバーが集まっていた)

共立女子 一大プロジェクト「ブックトーク」(2)

中1から中3までのブックトークを見たが、どの学年の生徒も、2分間のプレゼンにいたるまでの緊張感と不安を乗り越え、懸命に本番を乗り越え、あふれる興奮を抑えながら、友達のブックトークを聞いている。

その姿には、創造的な自信ともっとこうすればよかったという次への想いが映し出されていた。そして、最後に、互いに「賞賛コメント」を交換し合ったときは歓喜が教室にあふれ出た。

共立女子 一大プロジェクト「ブックトーク」(1)

夏休みが終わり、新学期が始まるや、共立女子では、一大プロジェクト「ブックトーク」が開かれる。夏季休暇中に課題図書が2冊出されている。生徒は、どちらか1冊は感想文の対象として選ぶ。そしてもう一方は、ブックトークで紹介する対象とする。

ただし、その本を紹介するだけではない。その本と何らかの関係がある本を探してきて、その関係が何であるか発見したり気づいたりしたことをスーパープレゼンテーションする。

時間は2分。中学1年生から3年生まで、約1000人の生徒が全員プレゼン。国語科と図書室のコラボであるが、1000人もの中学生全員が行う学校挙げての一大プロジェクトのスケールで開催される。by 本間勇人:私立学校研究家

共立女子 中学の国語の授業 メタシナリオ(3)

内田先生の中2の国語のクラスについたとき、授業の展開は、半ばを過ぎていた。扉を開くと、ちょうど、ダッシュとエリプシスリーダーの記号表現を板書しながら、その意味や機能について問いかけていたところだった。

共立女子 中学の国語の授業 メタシナリオ(2)

中3の間先生の国語の授業は、エッセイの読解だった。扱っている章を見ると、教科書の終わりの方だった。思わず、生徒に1学期で教科書終わってしまうの?と尋ねたところ、「教科書は素材で、シラバスに沿って授業が行われていますから、必ずしも最初から順番に進んでいるわけではないんです」と即答された。

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