C1英語

順天 教育の本質の実現 SGH活動5年目を迎えて

2018年2月16日、順天中学校・順天高等学校(以降「順天」と表記)は、「SGH活動報告会」を開催しました。SGH(スーパーグローバルハイスクール)として認定されてから、今年は、いよいよ5年目の教育活動を迎えます。

SGHの活動は、かなりハイレベルの「主体的・対話的で深い学び」が要求されていますが、順天は、そのハードルを、4年間でクリアし、さらに、「グローバル社会で主体的に活躍する人材育成」という高い志も実現。教育の本質も豊かに展開しています。

参加された方々が、その質の高さと豊かさに目を丸くしていましたが、同校の生徒にとっては、もはや日々の教育活動であり、当たり前の学びとして認識されています。つまり、本物の教育がそこに横たわっているのです。

今回、神崎史彦氏(株式会社カンザキメソッド代表:21世紀型教育機構リサーチフェロー)にその様子を取材記事として寄稿して頂きました。

21世紀型教育機構 第2回「新中学入試セミナー」

2018年2月18日、工学院大学新宿キャンパス アーバンテックホールで、≪21世紀型教育機構 第2回「新中学入試セミナー」を開催しました。セミナーについての記事は後日掲載いたしますが、セミナー全体を貫いた「グローバル教育3.0」の考え方について、最後に工学院の校長平方先生(同機構副理事長)がまとめました。

聖パウロ学園高等学校 21世紀型教育の意味

聖パウロ学園高等学校(以降「聖パウロ学園」と表記)は、高尾山の裾野に広がる森の中にある。東京都内で、このようなマインドフルネスな環境にある学校は他にない。冬になると、雪景色は美しくも厳かで清らかな時空が流れる。

自然体験あり、乗馬あり、まるで、ソローやエマーソンが森の小道の向こうから現れて、自然と社会と人間存在についての対話を誘うような雰囲気である。彼らの信条は、マハトマ・ガンディーのインド独立運動やキング牧師の市民権運動の精神とシンクロする。

そして、聖パウロ学園自身、20世紀型教育で、学力格差や偏差値競争によって、自らの潜在的才能に気づくことなく自己肯定感を持てないように強いられてきた生徒に自信と勇気を回復する場としてやはり共通した精神が流れ広がっている。by 本間 勇人 私立学校研究家

 

八雲学園 グローバル教育3.0に転換

2018年4月から、八雲学園は共学校になる。生徒の未来は、2018年問題としての少子高齢化の影響、2020年の大学入試改革の影響、2030年の第4次産業革命本格化の影響などを受ける。時代の大きな変化を読み解き、八雲学園は大きなチャンレジをすることにした。

それが、Round Square(ラウンドスクエア:以降「RS」と表記)加盟校になるという決断である。3年前からRS候補校として、加盟の準備をしてきて、2017年正式に加盟校として認定されたのである。RSは世界40カ国の私立学校が高い理想のために、教科書とキャンパス内だけの教育から世界に飛び出る体験を大切にする教育を目指すことを心1つにする共同体である。

現在、グローバル社会は、光と影の相克の様相を呈し矛盾がさく裂している。生徒の未来は、もっと魅力的で多様性に寛容なグローバル世界として組み立てていかねばならない。そして、それを創っていくのはいまここにいる生徒たちだ。彼らが真のグローバル世界をつくるリーダーに成長する本物教育を実践する世界の私立が校が結集したのがRSだ。

進学とか大学入試問題といった意識とは全く違う広く高い問題意識を共有するグローバル教育を行っていく覚悟の一環として共学校に転換することを決めた。by 本間勇人 私立学校研究家

(左から高等部長菅原先生、2人の高3生、理事長校長近藤先生、2人の高2生、国際教育顧問・ラウンドスクエア名誉会員榑松先生)

工学院 英語はプラクティカルに

これからの英語教育において、4技能英語、PBL、ICTは、いずれも欠かせない要素。しかし、一方で知識や文法軽視の短絡的な発想も広まっている。そしてまた相変わらず、まず知識や文法を学ぶことが基礎学力だという昔ながらの短絡的な発想も根強い。

工学院大学附属中学校・高等学校(以降「工学院」と表記)の英語科主任田中歩先生は、生徒が英語を使う環境に置かれたときに、どのように英語を使ってコミュニケーションするのか、その実際的な場を授業ではマインドセットしているため、そのような2つの短絡的発想は、工学院の英語科では、そもそもないと語る。by 本間勇人 私立が校研究家

アサンプション国際中高 PBLの原理に迫る

アサンプション国際中高のPBL型授業への取り組みは、日々進化/深化している。未来プロジェクトチームの先生方は、授業のリサーチを開始している。授業を実施しながら、要所要所で動画を撮影し、それを自分でモニタリングして、それをミーティングでシェアしていく。その過程で、プログラムデザインの意味や生徒の反応を議論し、さらにPBLの究極の原理であるコペルニクス的転回をどこに挿入するか創発対話を行っていく。by 本間勇人 私立学校研究家

数学の三歩一先生は、実際にドーナツを持参し、解体してトーラス図形の体積を生徒といっしょに考える。どうやって体積を出すか生徒の議論は創発的。中学の単元が高校の積分につながっていくように仕組まれている。

富士見丘 帰国生英語クラス C1レベルのディスカッション

11月14日(火)富士見丘中学高等学校にお邪魔し、授業を見学する機会がありました。特にイベント授業ということではなく、ふだん通りの授業を中学1年生から高校3年生まで様々な科目において見学しました。いくつも印象的な授業がある中、今回は高1の帰国生中心の英語取り出し授業をご紹介します。by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家

21世紀型教育機構シンポジウム@静岡聖光 2017年9月3日

夏休み最後の日曜日、静岡聖光学院で21世紀型教育機構のシンポジウムが開かれました。静岡に初めて21世紀型教育を掲げる学校が現れたということで、この日は静岡テレビもテレビカメラを携えて取材、地元の注目の高さを物語っていました。聖学院の先生方による出張思考力セミナーには意欲ある小学生が大勢参加し、創造的思考力を刺激する授業を体験。講座を終えた後には父母会会場のパネルディスカッションにも熱心に耳を傾け、静岡聖光学院への入学後に待っている21世紀型の学びや4技能英語について期待に胸をふくらませていました。  by 海外帰国生教育研究家 鈴木裕之

順天 新しいキャリアデザインへ

順天中学校・順天高等学校(以降「順天」)のカリキュラムは、系統学習、探究学習、統合学習の3つが6年間有機的に結びついて織りなされている。このカリキュラムを基礎に、高校からはSGH(スーパーグローバルハイスクール)のプログラムが展開される。

そして、そのカリキュラムの実践の中心は、PBL型の授業で、正解が1つではない問題についても、教師と生徒、生徒と生徒が対話しながら思考を深めていく。この正解が1つではない問いかけは、学力を高めていくとともに、自分とは何か、自分と世界はどうかかわっているのか、互いに世界の痛みを共感し、なんとかしようという意志を共有できるのか、世界にかかわる自分の存在意義や存在価値に気づくきっかけとなっている。

今年も、順天では、SGHのプログラムの一環として、59講座から成る“Global Week”が開催。講師は、大学の教授陣、起業家、メディアの編集者などで、多様で多角的な知を共に学び合うプログラム。そして、今回は、「JICA国際協力 高校生エッセイコンテスト2016」で文部科学省を受賞した、同校高3の柴田藍さんが、大学生でプロジェクトを形成している“Beyond School”とコラボして、「留学×キャリアワークショップ」を開催した。by 本間 勇人 私立学校研究家

(理軒館PBL1のスペースでは、立教大学経営学部経営学科教授 副総長 山口和範先生による「グローバル世界で求められる統計的思考力」の授業が行われた。)

富士見丘 クラウドを活用した先進的PBL授業

富士見丘は、SGH(スーパーグローバルハイスクール)認定校として3年目を迎える。その成果は、文部科学省の高い中間評価に顕著にあらわれている。今回は、対象校56校の1つとして評価が実施され、その結果が2017年9月29日に公表された。

6段階評価の上から2番目という高い評価。つまり、「これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成が可能と判断される」というもので、東日本地区の私立校では、同校だけという高い評価だったのである。すなわち、東日本№.1のSGH私立校といえる。 by 本間勇人 私立学校研究家

ページ

RSS - C1英語 を購読