入試情報

順天 2018年度から「多面的入試」を実施

順天中は、2018年度の入試において2月4日に「多面的入試」を実施します。多面的入試は、受験生の創造力、思考力、表現力、対話力などを多面的に評価する画期的な入試となります。

  7月8日の学校説明会で同時開催された英語アクティビティの様子(順天中)

多面的入試では、基礎学力として「国・算」または「英・算」を選択し、そこに「マイ・プレゼンテーション」が加わります。マイ・プレゼンテーションとは、小学校での学習や、さまざまな活動・体験をアピールして面接官と対話するものだということです。

従来の試験では、面接官が質問をし受験生はその質問に答えるのが前提となっていたわけですが、多面的入試の「マイ・プレゼンテーション」では、受験生が自ら発表することが基本となっています。作品や写真、資料などは持ち込み自由ということで、「探究心」を重視する順天らしい入試となることが期待されます。

気になる評価ですが、「国・算」または「英・算」の2科得点合計が70%、「マイ・プレゼン」が30%の割合となります。マイ・プレゼンではルーブリックを使ったパフォーマンス評価が行われるということで、今後の入試のあり方を牽引するものとなるでしょう。

富士見丘 大胆な入試改革

2017年6月1日(木)、富士見丘学園は2018年度中学入試の募集についてく公表した。それは大胆な入試改革の宣言でもあった。

(2017年6月6日、SGHプログラム「サスティナビリティ基礎」の授業が行われた。IPadを活用しながらのグループワークが中心となって展開。)

SGH(スーパーグr-バルハイスクール)認定校の同校では、生徒は、それぞれ、言語能力、模擬国連、起業家精神、アーティスティックな感性、ボランティア、テニスをはじめとするアスリートとしての活動などにおいて、多様な才能を発揮している。

それゆえ、2018年度中1から、いわゆる習熟度別クラスではなく、才能によってクラス環境をつくることにしたようだ。「英語特別コース」「本科」「グローバル・アスリートコース」がそれだ。

2月1日午前は、<WILL入試>と<グローバル・アスリート入試>。<WILL入試>の応募対象は、「本科」と「英語特別コース」。「本科」は、国語と算数と面接15分。「英語特別コース」は、「本科」の試験に「英語口頭試問」が加わる。

<グローバル・アスリート入試>は「グローバル・アスリートコース」受験生が対象。入試科目は、1科目(国算英から選択)と作文、面接10分。

2月1日午後は、<一般入試>と<英語特別入試>、<適性検査型思考力入試>。<一般入試>は「本科」受験生対象。国算または国算+1科目(社理から選択)。<英語特別入試>は、「英語特別コース」の受験生が対象。英語+1科目(国算から選択)。<適性検査型思考力入試>は、「本科」受験生対象。読解問題(45分)と融合問題(45分)。いわゆる公立中高一貫校の適性検査に近い。

2月2日午前は、<一般入試>。科目などは2月1日午後と同様。

2月2日午後は、<ICT型思考力入試>。「本科」受験生対象で、ICT活用型思考力テスト(60分)。実施前に、ICT操作のガイダンスがある。適性検査型に比べ、同校が大切にしている創造的才能を試すユニークな思考力テスト。

2月4日午前は、<一般入試>。

2月4日午後は、<ICT型思考力入試>と<グローバル・アスリート入試>。

詳しくは、7月の説明会の時に募集要項が公開されるので、そちらでご確認を。

三田国際学園「21世紀型入試」を発表

三田国際学園は、6月3日(土)学校説明会を実施し、2018年度入試の本科クラス2月4日で「21世紀型入試」を実施することを発表しました。

試験内容は、自己表現シート … 50分、課題論述 … 50分、面接(日本語・グループ形式)というもので、欧米型のアドミッション、またAOや推薦入試などと同様のスタイルです。「思考力入試」の新バージョンとも言えるでしょう。

2月1日以降の入試日程についてはこちらのページでご確認いただけます