Created on 7月 8, 2013
佼成学園女子のブースにも絶え間なく受験生・保護者が訪れていた。週刊東洋経済で注目されていた同校の新しい教育。その構築リーダー江川教頭に会えると思って訪れたが、午前中は別のイベントで指揮をとり、午後になってから駆けつけるということだった。
教師は、確信と静かな情熱を胸に秘めてプレゼン。受験生・保護者も佼成学園女子の教育の評判を聞いてやってきていたので、真剣さも半端ではなかった。娘が世界に羽ばたくシステムについてあらゆる角度から質問していた。
かいがいしく訪れた保護者をもてなしている鈴木先生に少しインタビューできた。
「今日の会場で初めて名前を知っただとか、名前程度は知っていた人という方はあまりいらっしゃらないですね。最初から本校に関心を持ってきてくれた方がほとんどです。この学校の特色としては、実践的な英語教育に力を入れていて、ニュージーランド修学旅行があったり、中学での留学コースがあったりということがあげられるのですが、すでに各メディアで取り上げられているので、通り一遍のお答えでは満足されません。それで、このような素敵な真剣な対話になっているのだと思います。」
「英語の佼成学園女子」から「留学の佼成学園女子」へチェンジする。教師も受験生もワクワクしながら、同時にそれは個人的な嗜好を超えて、人間力として重要な学びになることを真摯に受けとめているという相互了解の雰囲気が心地よかった。