佼成学園女子 留学×SGHのポテンシャル(2)
留学コースの公開授業の後に行われたのは、スーパーグローバルクラス高校1年生の授業。国語の﨑山先生と社会の田中先生が「国際文化」という新しい科目を共同で開発しているという。
留学コースの公開授業の後に行われたのは、スーパーグローバルクラス高校1年生の授業。国語の﨑山先生と社会の田中先生が「国際文化」という新しい科目を共同で開発しているという。
国際社会の平和に貢献できる女性の育成。これが佼成学園女子の校訓である。「英語の佼成」「ニュージーランド長期留学制度」を特色として打ち出しながら、着実に進めてきたグローバル教育は、SGH(スーパーグローバルハイスクール)の指定校として、今年度からスーパーグローバルクラスを設置した。6月19日に行われた留学クラスとの合同公開授業を取材した。 by 松本実沙音:東京大学文学部、 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家
12月13日(土)に佼成学園女子中学高等学校で開催された、特進留学コース(KGGS)10期生帰国報告会に参加してきました。この報告会は、留学を終えた生徒たちが、身につけた英語力を披露するだけでなく、留学先の文化や歴史、ホストファミリーとの生活など、留学の経験について英語でプレゼンテーションを行うという企画です。会場には帰国した生徒のほか、生徒の保護者や教員の方、また来年度に留学に旅立つ高校1年生など、多くの聴衆が訪れ、帰国したばかりの10期生の報告を熱心に聞き入っていました。 by 吉川醇 (21会リサーチャー): 東京大学教育学部4年
周囲の見守る視線が、生徒の潜在的な力を引き出す。書道パフォーマンスで全国大会レベルの書道部が、ダンス部・演劇部と合同で乙女祭のトリを飾った。
グラウンドステージから講堂へと移動すると、そこでは演劇部によるドラマが披露されていた。階段状に設置された可動式の座席にライトアップされた舞台。まるで本当の劇場にいるかのような気分に包まれる。
佼成学園女子が「行事」に力を注ぐのは、つとに知られている。行事を通して一人ひとりの生徒が達成感や仲間との連帯を育むプロセスは佼成学園女子の教育の重要な柱の一つなのだ。9月20日と21日の二日間に渡って行われた「乙女祭」を取材した。 by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家
ショーの中の様々なシーンで、生徒ひとりにスポットライトが当たる場面がいくつもある。一曲のうちの数秒間をソロで歌うのだ。大勢の観客を前にした状態でスポットライトが自分にだけあたり、更にマイクを持って歌を歌わなければならないというのは、相当なプレッシャーになるはずである。しかし、そのようなシーンでも、生徒たちは笑顔で楽しんでいた。なぜそれができたのだろうか。
7月19日、佼成学園女子にて「ヤングアメリカンズ発表会」が開かれた。ヤングアメリカンズとは「若者の素晴らしさを音楽によって伝えよう」という思いから設立された非営利活動団体である。そのヤングアメリカンズが、佼成学園女子高校一年生の生徒たち約200人と一丸となって、1時間の歌と踊りのショーを披露した。キャストたちは佼成学園女子の生徒の自宅に三日間ホームステイし、ショーに向けてリハーサルを積んできたのだという。その成果を取材した。 by 松本実沙音 :東京大学文科2類
スーパーグローバルハイスクール(SGH)として指定を受けた佼成学園女子が、グローバル教育を重視した今年度の新たな取り組みについていよいよその全貌を明らかにする。塾関係者対象に行われた説明会を取材した。by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家
書道の後に参加した音楽の時間では、授業後に生徒たちが留学生に近づいて行き、交流の輪が広がっていた。