Created on October 6, 2019
10月27日(日)、工学院大学附属中学校高等学校で、「第1回21世紀型STEAM教育フォーラム」を開催します。
多くの方にお申し込みをいただきました。心から感謝申し上げます。
【趣旨】
「2040年問題」を解決する<新しい学習経験>の1つはSTEAM教育です。「2040年問題」とは、もし今のままの教育が行われ続けば、たとえば、今の中学1年生が34歳になる2040年の社会は壮絶なものになっているということです。
18歳人口は88万人に減少すると予想されています。生産年齢人口は半減すると予想されています。もしも教育が変わらなければ、学校環境や政治経済社会の環境がひどい状況になっていることは火を見るよりも明らかです。あの16歳のグレタ・トゥンベリさんは、よくもそんなことができますね。私たちは決して許しませんと語るでしょう。
そこで、21世紀型教育機構は、この「2040年問題」をそのようなデストピアシナリオからユートピアシナリオに書き換えようという挑戦をしています。
「C1英語を目指す・PBLをすべての授業で・ICT1人1台活用・STEAMと哲学によってリベラルアーツを現代化・思考コードなどのメタルーブリックの開発実践・海外大学進学準備教育の実施・思考力入試の実施・英語入試の実施」に取り組んでいます。これによって、すべての中高生1人ひとりが自分の才能を発見し開発し、私たちといっしょに世界を変えるグローバルシチズンとして成長して欲しいと願っています。それが「2040年問題」をユートピアシナリオに書き換えることです。
今回は、そのような<新しい学習経験>のうちSTEAM教育の取り組みについてみなさんとワークショップをします。21世紀型教育機構では、2つのSTEAM教育という考え方を実施しています。それはいったいどういう考え方なのか、いっしょに体験してみませんか。
プログラム(敬称略) 総合司会 福原将之(21世紀型教育機構サポートメンバー)
第Ⅰ部 M型STEAM教育体験ワークショップ<世界を変える創造的才能が生まれる>
13:00~13:15「2つのSTEAM教育の必要性」
田中歩 工学院 教務主任・21世紀型教育研究センターリーダー
後藤隆宏 工学院 国語科教諭・21STEAM教育リーダー
13:20~14:20「M型STEAM」ワーックショップ
ファシリテーター 後藤隆宏×工学院生徒
14:20~14:30「M型STEAM」解題 講師:後藤隆宏
第Ⅱ部 C型STEAM教育体験ワークショップ<教科授業で創造的才能が生まれるきっかけ>
14:40~15:10 「C型STEAM」ワークショップ」
ファシリテーター チームフクハラ
福原将之 株式会社FlipSilverlining 代表取締役
第Ⅲ部 ディスカッション <教科授業と教育活動を有機的に結びつける>
15:20~16:00 「多様なSTEAM教育と考え方」
児浦良裕 聖学院 21教育企画部長・国際部長・広報部長
田中歩・後藤隆宏・工学院生徒 モデレーター福原将之