Created on September 7, 2022
8月28日(日)の朝10時より、教育研究センターによるSGT教育研究会がオンラインで開催されました。今回は「未来の授業デザイン」を考えるワークが中心で、8月11日~12日にクルックフィールズで実施された教育研究SGTプロジェクトの振り返りをしながら、21CEOの学校の若手の先生が新たな授業デザインについて構想するというものです。
前半の全体会では工学院の田中歩先生と和洋九段の新井誠司先生がクルックフィールズでの振り返りを行い、体験で得られたことを、参加できなかった先生とも共有しました。後半は、未来の授業デザインについて、若手11名の先生が2つのブレイクアウトルームに分かれてディスカッションしました。
ディスカッションでは若手SGTそれぞれがリーダーシップを共有しながら進めていきました。「教科横断」というだけではなく、「学校文化横断」という側面もあり、それぞれのチームの先生方はいつもとはまた違う刺激を受けていたようです。田中先生と新井先生も、各チームの話し合いの状況を見ながら、ディスカッションの時間を少し延長するなど、若手SGTが思う存分に意見が言えるように、裏方に徹しながらもファシリテートしていました。
チームのプレゼンテーションでは、新しい商品を開発するという目的を掲げて、生徒にアクションを起こすための具体的アイディアを出し合ったり、日本の民謡を道具として利用しながら世界につながる教科横断の授業を構想したりなど、非常にユニークでしかも現実味のある授業デザインが発表されました。
次回のSGT研究会は、10月に「授業デザインツール」というトピックで予定されています。