会員校別記事一覧
八雲学園 中2 スピーチコンテストで成長(1)
戸板 New Toita いよいよ発信(2)
知識を憶えるところからではなく、情報を収集分析するところから
戸板 New Toita いよいよ発信(1)
昨年4月から、戸板は不易流行をダイナミックに転回させた。今年の新高1からスーパーイングリッシュコース、スーパーサイエンスコースを立ち上げる。そして授業は講義形式から「相互通行型」にシフト。
そのために、この1年間、正解が一つでない重要な問題を多角的にディスカッションしながら考える授業を準備してきた。そして今年の入試問題に、その授業の考え方をアドミッションポリシーとする「思考力問題」を埋め込んだ。New Toita号はついに船出したのである。by 本間勇人:私立学校研究家
左から今井誠先生(入試広報部部長)、大泉洋幸先生(英語科)、川口亮先生(理科)原田啓志先生(進路・学習指導部部長)
工学院 グローバルイノベーティブ校へ 研修スナップ
3月、期末試験の時期に、工学院は教員研修を実施。2015年から英語とサイエンスの大きなカリキュラムイノベーションを行う。地球規模の視野で革新的に世界に挑む人材を輩出するためである。そのビジョンを実現するために、まず2014年度は何をすべきか、そのマイルストンとしてのゴールの共有を行った。by 本間勇人:私立学校研究家
富士見丘 LINEと静岡大学とコラボ
富士見丘学園は、21世紀型教育を実現する1つの足がかりとして、SGH構想にチャレンジしている。このチャレンジの中で、起こっている教育イノベーションは、多様であるが、1つはPBL(プロジェクト型学習)を活用したグローバル教育。
吉田晋校長は、グローバル教育というからには、教師は、生徒とともに世界に直接つながるリスクテイカーでなければならない。そしてPIL×PBLというのは、そもそもIT企業のイノベーションを生み出す時の手法として大いに発展してきたのであるから、私たちはそのようなIT企業と連携しなければならない。
工学院 グローバルイノベーティブ校へ 研修スナップ
3月、期末試験の時期に、工学院は教員研修を実施。2015年から英語とサイエンスの大きなカリキュラムイノベーションを行う。地球規模の視野で革新的に世界に挑む人材を輩出するためである。そのビジョンを実現するために、まず2014年度は何をすべきか、そのマイルストンとしてのゴールの共有を行った。by 本間勇人:私立学校研究家
共立祭 満開の才能の花(2)
共立女子の文化祭は、およそ2000名の生徒1人ひとりの才能の花で満開になっているが、その理由は、創造行為の多様性と創造行為の協働プロジェクトによって支えられている。
共立女子 不易流行としての21世紀型教育
共立女子の入学式の型は、明治19年(1886)創立の精神を再生している。先覚者34人が発起人となり、女性に専門的知識と高度の技能を修得させ、女性の自主性と社会的自立を育成することを目的として創立されたのだが、19世紀末において、すでに理念形成それ自体がコラボレーションの型という出発点になっている。
時代の表層の変化ではなく、本質に基づきた不易流行としての21世紀型教育を共立女子の入学式にみた。
by 本間勇人:私立学校研究家
工学院 グローバルイノベーティブ校へ 研修スナップ
3月、期末試験の時期に、工学院は教員研修を実施。2015年から英語とサイエンスの大きなカリキュラムイノベーションを行う。地球規模の視野で革新的に世界に挑む人材を輩出するためである。そのビジョンを実現するために、まず2014年度は何をすべきか、そのマイルストンとしてのゴールの共有を行った。by 本間勇人:私立学校研究家
三田国際 ICT起業家精神創出
12月12日、三田国際は、日本マイクロソフトとライフイズテックのサポートのもと、「女子中高生向けプログラミング講座」を実施。マイクロソフト ディベロップメント株式会社の加治佐俊一社長も参加し、使うICTから、創るICTを楽しもうとエールを贈った。by 本間勇人:私立学校研究家
聖徳学園 グローバルリーダー育成ICTプログラム
11月6日、聖徳学園の山名先生の「なぜ、勉強するのか?」プログラムの前半が行われた。本サイトですでにその模様を掲載。12月4日は、その授業の後半が行われたので、再度取材。授業の展開の仕掛けは、前半と変わらないが、CMC(Computer-Mediated Communication)とFTF(Face-to-Face)の有効な統合が行われ、そのこと自体が今後グローバル人材を育成することになることに気づいた。画期的なICT活用のプログラムだったのである。
前半と後半の間はほぼ1ヶ月あったが、その間、世間では、文科省が大学入試一体型の学習指導要領の改訂作業にはいった話題で盛り上がり、各メディアは、一斉にアクティブラーニングとは何か、有効なICT教育とは何かなどについて取り上げ、教育現場の研修にもその波は及んだ。by 本間勇人:私立学校研究家
聖徳学園 成長を押し上げるICT活用
聖徳学園は、21会校として、「思考力テスト」を実施し、ジグソー法とICTを授業に取り入れ聖徳学園流儀のアクティブラーニングのプロトタイプを構築。来年以降生徒にタブレットを配布して行っていく新しい授業を開発している。
一方で「グローバル交流活動の効果を上げる学習設計の要因分析」を東北大の渡辺真一准教授などとコラボレーションして基礎研究も進めている。今回は、山名先生のジグソー法×ICT授業を見学した。by 本間勇人:私立学校研究家
聖徳学園 世界と授業をつなぐ ミーティングスナップ
聖徳学園は、平成24年~25年度東京私立中学高等学校協会研究協力校として、電子黒板を活用した先進的な授業を展開。今年の高校入試では、その成果が支持されて人気沸騰。
この状況を中学入試にも反映させたいと、ICT委員会(イノベーション教育チーム)などが中心になって、「聖徳学園のユニークでグローバルスタンダード準拠」の教育の特色を、根っこのところから話し合った。
偏差値を吹き飛ばす学びのイノベーションの響きを、中学受験生の心に共鳴させようというのである。受験で悩む子どもたちの「運命を変える学び」の提案。by 本間勇人:私立学校研究家
21世紀型教育機構シンポジウム@静岡聖光 2017年9月3日
夏休み最後の日曜日、静岡聖光学院で21世紀型教育機構のシンポジウムが開かれました。静岡に初めて21世紀型教育を掲げる学校が現れたということで、この日は静岡テレビもテレビカメラを携えて取材、地元の注目の高さを物語っていました。聖学院の先生方による出張思考力セミナーには意欲ある小学生が大勢参加し、創造的思考力を刺激する授業を体験。講座を終えた後には父母会会場のパネルディスカッションにも熱心に耳を傾け、静岡聖光学院への入学後に待っている21世紀型の学びや4技能英語について期待に胸をふくらませていました。 by 海外帰国生教育研究家 鈴木裕之
八雲学園の進路指導 感性教育の成果(了)
近藤理事長校長が毎日のように語り、先生方が生徒と共に日々実践していっている6年間の学びの体験が、これほどダイレクトにAO入試や推薦入試に反映しているのは驚きである。3つの言葉、ウェルカム精神に続き、4つの教育、感性教育、強い意志、世界観を掘り下げるといった学びの体験の話がまだまだ続いた。
(柔らかい表情、自然体の姿勢。八雲の教育が身体に染みわたっていると語り合う高3生)
八雲学園の進路指導 感性教育の成果(3)
2020年大学入試改革の眼目は、学力テストのみならず、中高時代にどのような学びの活動をしたのかどのような学びの体験をしたのかが重視される。つまり、中高時代の教育の質が大学入学準備に大いに役に立つときが来る。今回4人の受験体験から、八雲学園の教育そのものがそのまま合格に大いに役立っていることが明らかになった。
菅原先生:みんなが受験したAOや推薦の入試制度では、中高時代の学びの体験が何らかの形で問われ、それをプレゼンするチャンスがあったと思うのだけれど、それは私たちにとってもある意味評価として参考になるから教えてくれないかな。
八雲学園の進路指導 感性教育の成果(2)
座談会に出席した4人は、机に座るや、話が盛り上がった。とにかくいろいろな体験が多く、自分が大きく変わる実感を抱けたことに、口々に八雲学園で6年間を過ごせて「よかった!よね」「よかった!よね」と確認し合っていたのが印象的である。
(左からISさん:東京歯科大学歯学部 BSさん:国際教養大学国際教養学部 HSさん:立教大学異文化コミュニケーション HMさん青山学院大学文学部)
八雲学園の進路指導 感性教育の成果(1)
八雲学園 はやくも卒業生受験体験シェア
2008年から本格的に進路指導に力を入れて6年。いわゆるGMARCH以上の大学合格実績は300%に飛躍。世にいう受験勉強に偏らずに教育の総合力を通して進路指導を実践してきた。5日前に卒業式で巣立ったOGが26名再び八雲学園に還ってきて、高1高2に大学受験体験談を語った。はやくも進路へのモチベーションをシェア。これが教育の総合力の一端を示す証である。
具体的にどんなテキストや模試を使ったか受験ツールの話、スケジュール管理の方法、知識の覚え方と考えることのメリハリという理解の仕方、部活との両立、メンタルケアとそのための友情ロールプレイなど、在校生はその臨場感に役に立つと真剣に耳を傾け、憧れの先輩の言葉を通して、大学受験という問題解決のためにモチベーションを引き継いだ。
教育の総合力とは、問題に立ち臨んだときに、ツール、ロール、ルール、メソッド、タフネスなどの総合的なデザイン思考ができるということ。今回は、体験談のあとに卒業生が八雲学園の教育について語り合い、その総合的な思考が鍛えられた教育の質に迫ったアクティビティの紹介をしたい。by 松本実沙音:21会リサーチャー(東大文Ⅱ)