会員校別記事一覧

第1回 21会Webダ・ビンチセミナー (1)

「思考力テストに埋め込まれた学習理論」

思考力テスト部会は、10月に実施された第1回第21会Webソクラテスセミナー(学習理論部会主宰)を受けて、「第1回21会Webダ・ビンチセミナー」を開催(2013年11月22日)。

ソクラテスセミナーで確認された学習は、生徒の興味と関心を立ち上げないで、いきなり知識を投げ込む講義型授業ではなく、生徒の興味関心を立ち上げる問題場面の設定から始まる。

その場面に生徒が参加することによって、生徒自らが問いを立ち上げる。そして、その問いを掘り下げていく思考のテクニックを共有する。

今回、思考力テスト部会では、本橋先生がご自分の学校「聖学院」で実施している「思考力セミナー」(2013年11月9日)の中に埋め込んだ「学習理論」を形式知化して報告。有山先生もご自身の学校「工学院」で実施している体験を適宜補足し、参加者と共有する会となった。 by 本間勇人:私立学校研究家

参加者:左から、菅原先生(八雲学園高等部部長)、伊藤先生(聖徳学園校長)、本橋先生(聖学院数学科主任・IB研究家)、有山先生(工学院司書教諭・都留文科大学講師)、大島先生(富士見丘教頭)

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第1回 21会Webグローバル教育セミナー(1)

日本語IBやスーパーグローバルハイスクールの構想など、グローバル人材育成をめぐる政策に関する報道が盛り上がりを見せている。一方で、グローバル教育の中身については、漠然としたイメージだけが先行している感も否めない。21世紀型教育を創る会(21会)の分科会の一つ「グローバル教育部会」は、座長の江川先生の呼びかけのもと、21会が目指すべきグローバル教育についての議論・対話を行うべく2013年11月15日(金)18時に文化学園大学附属杉並中高に集結した。 by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家

写真は左から、青井先生(文大杉並)、江川先生(佼成女子)、伊藤先生(戸板)、白鶯先生(富士見丘)、辰巳先生(東京女子学園)

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「桜丘ラーニングコモンズ」が21会型学びを見える化する

桜丘の品田副校長から、≪第1回21会Webソクラテスセミナー「21世紀型学習をめぐって」≫の記事を読んで、来年度以降の「MRCからSLCへ」という桜丘のパラダイムシフトに重なり合う発想だと思うと感想が寄せられた。そのパラダイムシフトと21会型学びの共通発想を聞いた。by 本間勇人:私立学校研究家

来年度から「桜丘ラーニングコモンズ」にデザインされる図書館(MRC)で

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第1回 21会Webソクラテスセミナー「21世紀型学習をめぐって」(1)

21会(21世紀型教育を創る会)は、学習理論部会と思考力テスト部会、およびグローバル教育部会を擁している。21世紀型スキルやグローバル教育、リベラルアーツは、日本語IB200校構想、スーパーグローバルハイスクール100校構想、スーパーグローバル大学構想などグローバル人材育成政策の一環としても世界のグローバル教育の活動からしても無視できない教育内容である。

しかしながら、その内容や方法は、本来各国によって多様であり、価値観も大いに違う。そこで21会の志向する21世紀に求められる能力や学習理論をめぐって、21会の学習理論部会と思考力テスト部会がコラボして「第1回21会Webセミナー 2013年10月22日富士見丘 18時から」を行った。by 本間勇人:私立学校研究家

 

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「21会」宣言 

 グローバリゼーションが生まれて四半世紀が経過した今、政治・経済・生活の社会全般から従来型価値は退きつつあり、一方で新インパクトは拡大し続けています。米デューク大学のキャシー・デビッドソン教授によると、2030年には、米国の現小学生が就く仕事の65%は、今までにない新しい仕事にシフトすると予想されているほどです。日本もその影響をうけるのを予想するのは難しくないでしょう。

 このような激変の時代に、私立学校はどのような教育革新を生み出さねばならないのでしょうか。従来の知識詰め込み型教育の象徴だった東大でさえも、大学教育をグローバル化し、入試制度も秋入学や推薦入試導入などのイノベーションを起こそうとしています。知識詰め込み型教育でなければ、難関大学に合格させられないという従来型内向き受験市場のシステム転換はもはや時間の問題です。

 既存の知識を一人で詰め込む従来型教育ではなく、未知なるものを協働で、しかもツールとしての英語を駆使してIBディプロマやAレベルを取得したクラスとブレストや交渉ができる思考力を育成する21世紀型教育が必要とされているのです。

 私立学校は、建学の精神に基づいて独自の教育活動を迅速かつ自在に行える一大特色を活かし、今年迎えた21世紀生まれの生徒の未来を大いに応援する使命をもっています。それはたんに応用問題ができ、高いレベルの英語の資格が取得されるだけではなく、今後国内外世界のどこででも直面する未知の問題を解決する世界を巻き込む思考力を育てる21世紀型教育の市場を創出する責務を担うということです。偏差値重視・知識詰め込みの従来型受験市場の呪縛から解放されるのみならず、自ら新しい市場創出することこそが喫緊の課題なのです。

 そこで、世界のエリートとともに未知なる問題解決をする思考力育成を全面展開する教育革新に挑戦する気概ある私立学校が集結しました。それが「21世紀型教育を創る会」、つまり「21会」です。

 「グローバル教育」と「教育イノベーション」に挑戦する「21会校型市場」を創造することによって世界に貢献する道を歩むことを、同志校とともに宣言いたします。

サイトポリシー

「21会」事務局では、次のとおり個人情報保護方針を定め、事務局スタッフ一同がこれを遵守します。

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東京女子学園 梅香祭 創造的才能の発揮(3)

東京女子学園のクリエイティビティは、女学生の系譜の現代化から生まれてくる特徴が際立っていることがわかったが、そもそも創造性の源泉はどこかというと、それはとにかくlearning by makingから始まるということである。それは、創作ダンスや筝曲の演奏、吹奏楽、美術などの芸術だけではなく、理科、数学、社会など各教科にもあてはまるほどの徹底ぶりである。

東京女子学園 梅香祭 創造的才能の発揮(1)

今年、東京女子学園は、創立110周年を迎えた。1903年(明治36年)東京府内で高等女学校として認定第一号の学校。女学生の系譜のルーツである。今年の文化祭「梅香祭」は、21世紀型女学生にふさわしいクリエイティビティを解き放った。

しかも、東京女子学園流儀の創造を生み出すシステムも随所に見える化。生徒自身が創造の方法(学ぶ力・学ぼうとする力)を共有していた。その方法を探った。 by 本間勇人:私立学校研究家/永田修介(東京理科大学1年):リサーチャー

第1回21会カンファレンス 「21会校型市場のサクセスストーリー」

かえつ有明は、21世紀型教育のモデルである「サイエンス科授業」や帰国生の学びの環境として「TOK型」授業を開発して、生徒募集や生徒の成長戦略において成功。今最も注目を浴びている先進的私立学校。21会型市場創出の先駆者として「かえつ有明のチャレンジ」について石川一郎副校長は明快に語った。21会校のメンタルモデルを提供したい。(by 本間勇人:私立学校研究家)

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