佼成学園女子 江川教頭語る 21世紀型教育の根本(2)
21世紀型教育は生徒の成長の原理を見抜く教育
21世紀型教育は生徒の成長の原理を見抜く教育
プロデュースからプロジェクトへ
――ソフトパワーの強化というのは、学校の発想としては興味深いお話ですね。学校教育の内容については、なんだかんだと言っても学習指導要領に規定されているわけですから、さらにソフトパワーを注ぐという発想にはなりにくいと思うのですが、どう理解すればよいのでしょうか?
――「思考力テスト」は「サイエンス科」のプログラムに関係していると思いますが、入試問題は学校の顔であるという意味以上に何かあるような感じがしますが、もしあるとするならばそれは何でしょうか?
2014年中学入試において、かえつ有明では、実数で543名の受験生が挑戦した。中学受験市場全体としてはフリーズしているが、同校の高い人気は注目を浴びている。有明の地に移転し、共学だけど授業は別学という新しい共学校をプロデュースして卒業生も3期目を迎える。
生徒募集と大学進学実績の両輪が大きく回転し始めている。経営の倫理と教育の論理の統合はいかにして組み立てられたのか、その勝利の方程式について、副校長石川一郎先生に聞いた。by 本間勇人:私立学校研究家
【2014年の私立学校】
<今こそ「感性教育」を> 近藤彰郎会長新春インタビュー
底上げ教育と真のエリート教育と感性教育
(ダライ・ラマ法王の八雲学園訪問のとき、チベットTVが近藤校長にインタビューしたニュースの録画。チベット語の吹き替えや字幕をみながら「グローバル・コミュニケーション」とは何かを議論している。「ツールとしての英語」から新たなステージの「グローバル英語」について考える特別講座のシーン)
【2014年の私立学校】
<今こそ「感性教育」を> 近藤彰郎会長新春インタビュー
「制度における大学の今後 私立中高一貫校の今後」
【2014年の私立学校】
<今こそ「感性教育」を> 近藤彰郎会長新春インタビュー
「国の教育と私立学校の教育の役割は違う」
(チベットTVがダライ・ラマ法王の八雲学園訪問の録画を世界に発信
【2014年の私立学校】
<今こそ「感性教育」を> 近藤彰郎会長新春インタビュー
2014年を迎えるにあたり、21会サイト編集部は、21世紀の私学人である近藤彰郎先生(一般財団法人東京私立中学高等学校協会会長、八雲学園理事長・校長)に、今年の私立学校の抱負と展望を聞いた。
§5 大学入試改革の根本問題 ②
§4 大学入試改革の根本問題 ①
§3 高校生の「いまここ」と「未来」をつなぐ大学入試改革を
§2 第4次提言の「論点」と「私立学校にとっての意義」
§1 はじめに~21会私学人が語る
(左から、大島規男先生、平方邦行先生、吉田晋先生、高橋博先生)
「体験・興味関心・共通感覚・気づき・一般化」それぞれの場面での問いかけ
●感性が知性に変わるとき
「思考力テストに埋め込まれた学習理論」
思考力テスト部会は、10月に実施された第1回第21会Webソクラテスセミナー(学習理論部会主宰)を受けて、「第1回21会Webダ・ビンチセミナー」を開催(2013年11月22日)。
ソクラテスセミナーで確認された学習は、生徒の興味と関心を立ち上げないで、いきなり知識を投げ込む講義型授業ではなく、生徒の興味関心を立ち上げる問題場面の設定から始まる。
その場面に生徒が参加することによって、生徒自らが問いを立ち上げる。そして、その問いを掘り下げていく思考のテクニックを共有する。
今回、思考力テスト部会では、本橋先生がご自分の学校「聖学院」で実施している「思考力セミナー」(2013年11月9日)の中に埋め込んだ「学習理論」を形式知化して報告。有山先生もご自身の学校「工学院」で実施している体験を適宜補足し、参加者と共有する会となった。 by 本間勇人:私立学校研究家
参加者:左から、菅原先生(八雲学園高等部部長)、伊藤先生(聖徳学園校長)、本橋先生(聖学院数学科主任・IB研究家)、有山先生(工学院司書教諭・都留文科大学講師)、大島先生(富士見丘教頭)
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