感性教育

八雲学園 小鳥が永遠の夏を飛ぶわけ

来週10日(木)、八雲学園は合唱コンクールを開催する。それにむけて、特別練習期間が始まっている。同学園の行事はほとんどが6年全体で行うから、高3生にとって、一つひとつの行事が卒業式である。合唱コンクールで卒業式、体育祭で卒業式、文化祭で卒業式、各部活で卒業式、そして来春卒業式本番を迎える。

まるで小鳥が遠くに飛翔するために親鳥が力の限り最後のエネルギーを注いでいるかのようだ。練習すれば練習するほど、力がタメられていくかのようだ。その様子を取材した。by 本間勇人:私立学校研究家

八雲学園 新しいステージ“Inquiring Minds”(1)

2014年中学入試の手続き終了直後、榑松史人先生(理事長・校長付 英語特別委員長)のインタビューができた。新中1生を迎える準備ができるや、新しい戦略が稼働する。八雲らしい俊敏な駆動力である。

榑松先生は、中学入試の準備に八雲の先生方が一丸となって取り組んでいる時に、新中1生を迎えるための新しい教育ステージの準備のために単身渡米した。1週間という短期間にカリフォルニア州からニューヨークまで、姉妹校ケイトスクールをはじめ、高等学校や大学でタイトなミーティングをこなしてきた。

そして幾つも手ごたえを感じ、八雲学園の教育の新しいステージを発見。全貌は試行錯誤しながら、組み立てていくということであるが、その設計図の一端を聞くことができた。   by 本間勇人:私立学校研究家

八雲学園の文化祭 1人ひとりのメッセージ

今回八雲学園の文化祭を、21会リサーチャーの松本実沙音(東大文Ⅱ)さんといっしょに見学した。本間はこの一年の取材の展望視野でざっくり見学。松本さんは、今回のテーマ「MESSAGE」という切り口で、丁寧に取材。八雲学園の在校生の「1人ひとりの想い」や「世界観」を吸い上げている。松本さんのレポートを紹介する。

八雲学園の文化祭(2) 「総合力」の集大成

八雲学園の感性教育の極限値はドリル部に結実していたが、実は八雲学園の感性教育スタンダードが文化祭で公開された。その1つは中3の英語劇。そしてもう1つは各クラスのリサーチ展示。さらに部活などの企画展示。

八雲学園の文化祭(1) 「総合力」の集大成

八雲学園といえば、破格の英語教育、進路指導、チューター制度、芸術鑑賞という4本の教育の柱が有名。そして、これらを本物体験で培う感性教育で統合する「総合力」で日本一であることも有名であるが、その集大成が毎年秋の文化祭で公開される。教育の「総合力」とは何かを追った。 by 本間勇人:私立学校研究家

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