コラボレーション

文化学園大学杉並  「感動」を生み出す「感性」(2)

文大杉並のダンス部パフォーマンスにもアートの精神はみなぎっていた。ダンスが身体による表現であることは言を俟たないとして、それが「感動」を生むアートになり得るのは、踊る者と観る者の創造的感応とでも言うべき空間が文大杉並に用意されているからである。

 

文化学園大学杉並  「感動」を生み出す「感性」(1)

文化学園大学杉並中学・高等学校(文大杉並)の薔薇祭は、アートの精神がほとばしる大イベントである。数あるイベントの中でも圧巻だったのが、全国の高校でもトップレベルとして有名なファッションショー、そして、感受性豊かな「内面」を「全身」で表現するダンスパフォーマンスである。学習指導要領の観点を遙かに超える教育活動の成果の一端を紹介する。(鈴木裕之:海外帰国生教育研究家)

東京女子学園 梅香祭 創造的才能の発揮(3)

東京女子学園のクリエイティビティは、女学生の系譜の現代化から生まれてくる特徴が際立っていることがわかったが、そもそも創造性の源泉はどこかというと、それはとにかくlearning by makingから始まるということである。それは、創作ダンスや筝曲の演奏、吹奏楽、美術などの芸術だけではなく、理科、数学、社会など各教科にもあてはまるほどの徹底ぶりである。

東京女子学園 梅香祭 創造的才能の発揮(1)

今年、東京女子学園は、創立110周年を迎えた。1903年(明治36年)東京府内で高等女学校として認定第一号の学校。女学生の系譜のルーツである。今年の文化祭「梅香祭」は、21世紀型女学生にふさわしいクリエイティビティを解き放った。

しかも、東京女子学園流儀の創造を生み出すシステムも随所に見える化。生徒自身が創造の方法(学ぶ力・学ぼうとする力)を共有していた。その方法を探った。 by 本間勇人:私立学校研究家/永田修介(東京理科大学1年):リサーチャー

佼成学園女子 コラボレートする「心」を鍛える(2)

佼成女子の行事には実施する順番にも意味があるのだと教頭の江川先生は強調されていた。「体」を鍛える体育祭と「心」を鍛える文化祭、そして、人の喜びや悲しみが分かる「心」が、「頭」を鍛えるという。英検まつりや合唱コンクールもそういった一連の流れに組み込まれている。イベントは単発で終わるのではなく、それぞれの目的がつながっているのだと。

佼成学園女子 コラボレートする「心」を鍛える(1)

 佼成女子には、「行事が人をつくる」という標語がある。「行事」を通して「心を鍛える」こと、すなわち、「人を思いやる人間らしい心を育む」ことが教育の大きな柱になっているのである。乙女祭は、そういう佼成女子らしさがいかんなく発揮される大イベントである。今回は、特にグローバル教育とコラボレーションに関わる部分を取り上げる。(by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家)

 

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