佼成学園女子 留学生を迎える《心》(1)

4月21日、佼成学園女子でニュージーランドからの留学生を歓迎するセレモニーが行われた。全校生徒が集まるセレモニー、そして授業での交流などを通して、SGHに選ばれた佼成学園女子の「スーパーグローバルな」おもてなし精神が発揮されていた。 by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家

この日佼成女子にやって来たのは、ニュージーランドにある留学先提携校の一つである女子校の生徒たち13名と引率の先生2名である。講堂に全校生徒が集まって歓迎セレモニーを行うというのがいかにも佼成女子らしい。留学コースを希望している生徒だけの懇親会とか、高校1年生のみがクラスで交流するとか、そういった限定はまったくなし。これは国際交流の「行事」であり、行事は全員参加するのが佼成女子流。「人と交わり人と学ぶ」が校訓なのである。

山内校長先生そして生徒代表からの挨拶の後、全校生徒から歓迎の歌が披露される。歌はポカレカレアナというマオリのラブソング。選曲一つとってもおもてなしの心が感じられる。

留学生の代表から日本語で感謝の言葉が述べられ、そして今度は彼らの方からスクールソングが披露された。

人と人との交流の基本はホスビタリティー。おもてなしや感謝の心を言葉や行動で示すというのは、どこの国でも同じである。

 

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