21世紀型教育機構は、4月25日(木)に文化学園大学杉並にて、2019年度の第1回定例会を実施しました。
今回の定例会は、「アクレディテーションの意義と厳格化」が大きなテーマの一つです。
21世紀型教育機構の加盟校内がこれまで2年間にわたり実施してきたアクレディテーションの結果を公開し、21世紀型教育の質をさらに高めていこうという意志が確認されました。
本機構では、実際にアクレディテーションチームが各学校の授業を視察し、そこで行われている授業のスタイルや生徒の学びにおける思考レベル、またICTの導入・活用段階をスコア化しています。このスコアは各学校にフィードバックされ、学校独自のカリキュラム開発及び質向上に活かされています。
2019年度は、このスコアレベルを公開していくことで、20世紀型の教育を進めている学校や、21世紀型への発展途上の学校、さらに本物21世紀型教育の学校をもいくつかのステージに分けて評価することで、拡大しつつある21世紀型教育を求めるマーケットの声に応えていく予定です。
さらに、もう一つの大きなテーマとして「21世紀教育研究センター」の立ち上げが発表されました。
センターのリーダーは、聖学院の21教育企画部長児浦先生と工学院の教務主任田中先生です。
このセンターでは、加盟校の先生方が横断的チームを形成し、21世紀教師の育成や思考力テストの研究開発を実施してくことになります。こちらの成果をアクレディテーションチームと共有しながら、加盟校全体の21世紀型教育のさらなる進化/深化を図ります。
今後も21世紀型教育機構の活動にご注目ください。