文化学園大学杉並 グローバル教育の未来を拓く(2)
2015年にインターナショナルコースがスタートする時、現在の中2生がその第1期生となる。その意味でグローバルコースの内容がインターナショナルコースの成否を左右すると言っても過言ではない。2014年にスタートするグローバルコースについて語る小島先生の目は、今いる在校生の未来を見据えていた。
2015年にインターナショナルコースがスタートする時、現在の中2生がその第1期生となる。その意味でグローバルコースの内容がインターナショナルコースの成否を左右すると言っても過言ではない。2014年にスタートするグローバルコースについて語る小島先生の目は、今いる在校生の未来を見据えていた。
文化学園大学杉並は、2014年度からは中学部にグローバルコースを、2015年度からは、高校部にインターナショナルコースを新たにスタートさせる。この新コースは卒業時に日本とカナダの二つのディプロマ(卒業資格)を取らせるという、画期的なものである。日本の中高のグローバル教育の新たな指針を示すものとして、大きな影響を与えることは必至である。新コースを牽引する青井先生と小島先生にお尋ねした。by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家
佼成女子の留学プログラムをコーディネートしている国際交流部長の宍戸先生と江川教頭先生に、佼成女子の留学のポイントについてお話を伺った。
「英語の佼成」と言われるだけあり、留学プログラムと英語教育については、説明会でも注目が集まる部分。説明会後のキャンパスツアーではネイティブ教員も引率役となって施設を案内するなど、佼成女子ならではの雰囲気づくりが工夫されていた。説明はもちろん英語である。
佼成学園女子の校訓は「人と交わり人に学ぶ」である。そのために行事を重視し、その振り返りからさらなる成長を目指すという教育のベースがある。11月17日に行われた中学校説明会、さらにインタビュー取材を通して見えてきた佼成学園女子のグローバル教育の質をレポートする。by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家
佼成女子の行事には実施する順番にも意味があるのだと教頭の江川先生は強調されていた。「体」を鍛える体育祭と「心」を鍛える文化祭、そして、人の喜びや悲しみが分かる「心」が、「頭」を鍛えるという。英検まつりや合唱コンクールもそういった一連の流れに組み込まれている。イベントは単発で終わるのではなく、それぞれの目的がつながっているのだと。
佼成女子には、「行事が人をつくる」という標語がある。「行事」を通して「心を鍛える」こと、すなわち、「人を思いやる人間らしい心を育む」ことが教育の大きな柱になっているのである。乙女祭は、そういう佼成女子らしさがいかんなく発揮される大イベントである。今回は、特にグローバル教育とコラボレーションに関わる部分を取り上げる。(by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家)
富士見丘は、1週間の間に2つの貴重な対話ワークショップを行った。1つは、国際理解教育・国際交流担当アドバイザーの吉田成利先生の『海外留学への道』と題する講演。もう1つは、建築家関本竜太氏(リオタデザイン代表取締役・一級建築士・日本大学講師)による講演『町の中のデザイン』。
どちらも、テーマは違っているが、対話型の講演であるし、その対話のシークエンスが似ている。体験から始まって重要な気づきに昇華し、最後に興味と関心を喚起された生徒が質問に講師を囲むのである。富士見丘の知の形勢過程を追ってみた。(by 本間勇人:私立学校研究家)
9月14日(土)、文化学園大学杉並中学・高等学校(以降「文化学園大学杉並」)は中学校説明会を開催。思考力型テストである「難進グローバル入試」のサンプル問題を初公開した。21会校の中でも、先んじて海外大学直結のグローバルカリキュラムを構築した同学園は、21会校の特徴である思考力型の入試問題も完成。
文化学園大学杉並の思考力型テストを分析してみたが、なるほどグローバルスタンダードを意識して作成された問題だった。(by 本間勇人:私立学校研究家)
9月13日、第14回21会を文化学園大学杉並で開催。
昨年末、オーストラリアとイギリスに3ヶ月留学体験してきた生徒が、その体験についてメディアの取材を受けているところに居合わせた。昨年会った時から半年ちょっとしか経っていなかったが、その成長ぶりは確かであった。