21会校情報

順天 「グルコミ」でいかなる時代も切り拓く(3)

「グルコミ」で知性も人間性も成長するわけ

論理的にコミュニケーションする知性も人間関係を創り出すためにコミュニケーションする豊かな人間性も中高6年間、高校3年間で大きく成長するのには、理由があった。

「グルコミ」のプログラム設計に基準が織り込まれていたのである。

順天 「グルコミ」でいかなる時代も切り拓く(2)

グルコミで知性と人間性を拓く

順天では、2000年からLHRのほとんどの時間を「グルコミ(グループコミュニケーション)」に当ててきた。

今回高2の「グルコミ」では、「学部選択―必要な資質を考える―」というテーマでディスカッションされていた。

順天 「グルコミ」でいかなる時代も切り拓く(1)

順天中学高等学校(以降「順天」)は、10年以上前から「グルコミ(GC:グループコミュニケーション)」を行っている。中1から6年間、あるいは高1から3年間、月に1回から2回行われている。

その理由は、大学や就活でコミュニケーション能力が必要だから行っているのかというと、そういう目先の準備のためではない。進路先準備のためのコミュニケーション能力でなければ何のためだろう。その新しい切り口を求めて取材した。 by 本間勇人:私立学校研究家

共立女子 進化する「特別教養講座」(1)

共立女子では、テストもない、単位も関係ない、受験にも直接関係ない授業がある。2006年から、国語と社会と理科の教師3人及び生徒4人で始まった「特別教養講座」がそれである。

今ではコラボレーションする教師も倍以上になり、参加する生徒は20人を超える。テーマによってはもっと増える。共立女子は通常の「教科学習」と「特別教養講座」の間には、比類なき多様な行事や部活がある。

「教科学習」と「行事」の粋を集めたとも呼べる「特別教養講座」。この講座をスタート時からプロデュースしている池末和幸先生、金井圭太郎先生、桑子研先生に聞いた。(by 本間勇人:私立学校研究家)

左から池末和幸先生(社会)、桑子研先生(理科)、Iさん(高3)、金井圭太郎先生、渡辺眞人校長

桜丘 桜華祭で見たイノベーティブな学習環境

桜丘中高の桜華祭を取材しに出かけたリサーチャーの佐伯氏からレポートが届いた。周辺エリアや校内のデザインなど、生徒を取り巻く環境が、学びの場として機能しているという印象を報告してくれた。 by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家/佐伯憲太郎(慶應義塾大学理工学部):リサーチャー

 

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