プレ「グローバル教育カウンシル(GEC)」の挑戦(2)

「思考力の再定義~世界を変える思考力とは?」のワークショップは、本橋真紀子先生(聖学院)、内田真哉先生(聖学院)、田代正樹先生(静岡聖光学院)のファシリテーションによって行われました。リフレクションカードやLEGOといったさまざまなツールを用いながら、参加者の内に湧き上がる思考を表現・共有・再構成をしていきます。
 
 

プレ「グローバル教育カウンシル(GEC)」の挑戦(1)

2018年5月27日、21世紀型教育機構は富士見丘学園において、プレ「グローバル教育カウンシル(GEC)」と称した加盟校の評議会を開催しました。この会は、教育にかかる根源的な問いを参加者が追求し、新たな教育を創発・発信・実現しようという目的で実施しています。したがって、技術や情報、ノウハウを伝えることを目的とした受動的なセミナーではなく、参加者のディスカッションワークショップ形式で実施しています。(株式会社カンザキメソッド代表であり、21世紀型教育機構リサーチフェローでもある神崎史彦氏に取材記事として寄稿して頂きました。)
 
 

Coming soon! 関西カトリック2校合同説明会 新地平拓く!!今、大阪が熱い!!!

2018年6月7日(木)、10:30から、大阪国際会議場(グランキューブ10階会議室)で、21世紀型教育機構加盟カトリック2校が合同説明会を開催。香里ヌヴェール学院とアサンプション国際は、2年前に、共学化し、イマージョン教育とPBL、ICT、リベラルアーツ教育を全面展開。予測不能な未来への不安を希望に変える教育イノベーションとグローバルスタンダードな対話を繰り広げる教師力に信頼が一気に集まった。

お申し込みは→コチラから!

21世紀型教育改革の旗手高橋博先生、21世紀型教育のインフルエンサー石川一郎先生、江藤由布先生をはじめ多くの教育の挑戦者が語る。そして、多様な才能を受け入れる新しい中学入試創出の立役者首都圏模試センターの2人の取締役が登壇!

2018年度、彼らは、生徒のかけがえのない存在の可能性をもっともっと豊かにする新地平に教育をアップデートする。塾・教育関係者・保護者といっしょに生徒の存在価値を豊かにする教育について共に考え感じ合う機会となるだろう。

 

■教育関係者対象 2校合同学校説明会

≪香里ヌヴェール学院×アサンプション国際≫

 
【日時】 2018年6月7日(木) 10:30 ~ 12:00 (10:00 開場)
【場所】 大阪国際会議場(グランキューブ10階会議室) 大阪府大阪市北区中之島5丁目3-51
 

■プログラム

【第1部】・・・・・2校共通の特長

10:30~10:40 21世紀型教育:挨拶&ムービー 高橋博理事
(アサンプション国際学院長/香里ヌヴェール学院理事/21世紀型教育機構副理事長)
 
10:40~11:10 21世紀型教育:PBLについて
▷2020年の大学入試の変化とこれから 
▷首都圏での中学入試の変化&トレンド 
※思考力入試導入校の実績、入試具体例
▷首都圏の保護者動向と塾市場の変化
首都圏模試センター 北一成氏(取締役教務情報部長)
首都圏模試センター 山下一氏(取締役統括マネージャー)
 
▶21世紀型教育の重要性
▶PBL100%宣言
石川一郎学院長(香里ヌヴェール学院長/アサンプション国際教育監修/21世紀型教育機構理事)
 
11:10~11:25 21世紀型教育:英語教育について
▶英語4技能の習得の仕方
▶英語イマ―ジョン教育の実践例
江藤由布先生(香里ヌヴェール学院長補佐)
ブライアン・ショウ先生(イマージョンコース コーディネーター)
 

【第2部】・・・・・各校の特長

11:25~11:40 アサンプション国際
▶特長・入試結果・2019年度基準
江川昭夫校長
 
11:40~11:55 香里ヌヴェール学院
▶特長・入試結果・2019年度基準
西村佳也校長
 
11:55~12:00 閉会挨拶

プレ「グローバル教育カウンシル」開催しました。

2018年5月27日(日)、富士見丘学園で、プレ「グローバル教育カウンシル」を開催しました。今回は21世紀型教育機構加盟校(アクレディテーション認定校)が集って、ディスカッションワークショップを行いました。80名強の先生方と生徒が参加。

「世界を変える学びとは?」「世界を変える思考力とは?」という根源的な問いを、英語と日本語が飛び交うディスカッションを通して、深めていきました。多様なアイデアと気づきが生まれ、日常のフレームシステムの中で忘却しがちな学びや思考の根源的な内蔵秩序に迫りました。

八雲学園 共学化とラウンドスクエアで進化加速(2)

八雲学園は、ついにグローバル教育3.0に突入した。海外修学旅行、年に数度の交換留学などはグローバル教育1.0の段階で、1989年ベリリンの壁崩壊後広まった。英語力はA2(CEFR基準)で十分だった。21世紀に入って、2014年くらいまでは、さらに現地校の長期留学や多くの生徒の3か月留学などが加わった。グローバル2.0のステージである。英語力はB1くらいで十分だった。

そして2015年から今に至るまで、さらに海外大学進学の道が多くの学校で見られるようになった。グローバル高大接続準備教育が着々と進んだ。IBやBC州のプログラム、およびそのエッセンスは共有するも独自の21世紀型教育が登場した。

そして、ラウンドスクエアのような世界の私立学校200校強とのネットワークをつないでいるグローバルコミュニティとの連携が誕生した。この段階が、まさに八雲学園がララウンドスクエアと連携したようにグローバル3.0のステージなのである。英語力はC1を要求される段階でもある。

ラウンドスクエアについては、本サイトでも何度か取り上げているので、そちらを参照していただきたい。→「八雲学園 グローバル教育3.0に転換」

八雲学園 共学化とラウンドスクエアで進化加速(1)

八雲学園の教育の進化が加速している。今春共学化し、ラウンドスクエア加盟校として動きが本格化しているのである。共学校になったこととラウンドスクエアに加盟したことが相乗効果を生み出し、多様性の次元が他に追随を許さない豊かさを生み出すことになった。by 本間勇人 私立学校研究家

5月27日(日)新しい教育活動始めます!

5月27日(日) プレ「グローバル教育カウンシル(GEC)」 

            主催:21世紀型教育機構 参加者:21世紀型教育機構加盟校
 

≪グローバル教育の再定義≫

~世界を変える学び 世界を変える思考力 世界を変える英語力

 
2020年の日本の大学入試改革は、世界同時的に起こっている教育及び学びのイノベーションに呼応しています。このイノベーションは、教育の再定義を迫り、世界を変える学びとは何か?世界を変える思考力とは何か?世界を変える英語力とは何か?を問いかけています。
 
イノベーションは多彩な才能、先進的な技術、多様性を受け入れる寛容性、自己変容への挑戦、学びの組織の関係性によって生まれてきます。
 
 
 
そして、この才能、技術、寛容性、自己変容、学習する組織の複雑な関係性の在り方によって、かつて経験したこともないような、つまり予想不能な変化が生まれているのです。
 
この変化をテコにして、未来をデザインすることができるはずですが、生徒1人ひとりが、自らの価値を高め、世界の痛みを共有し創造的に問題解決し、地球規模の社会貢献していくための、<世界で共有>できる新しい教育は未だ発見されていないのです。
 
そのため、IB、Aレベル、AP、21世紀型スキルなど様々な教育システムが群雄割拠している段階で、ともすれば、互いの熾烈な利益競争となっています。グローバル教育としては信頼性、正当性、妥当性のある世界ミッションを見失うような事態が生まれている可能性があります。
 
したがって、時代は、世界の教育機関及び教育コミュニティと協働して、教育の再定義を進めるグローバル教育の活動を要請しているのです。
 
私たち21世紀型教育機構は、世界の教育に大いに学んできましたが、いよいよ自らの教育及び学びの価値観やシステムを世界と双方向に協働して教育の再定義をして、新しいグローバルな教育をデザインするときを迎えました
 
この世界で共有する新しい教育ができなければ、実はグローバルゴールズを達成することはできません。私たちはグローバルゴールズの認識を明らかにする時代から、そのゴールに向かって、何ができるか、そのためにどんな新しい教育システム、学び、そして学問を拓くことができるのか、世界で共有できる新たなグローバル教育に挑戦します。
 
21世紀型教育機構は、来年以降の「グローバル教育カウンシル」の公開イベントを目指して、まず小さく初めて大きく育てる新たな活動を始めます。
 
※)例年、この時期には公開シンポジウムを開催しています。今年も開催されないのかお問い合わせをいただきました。いつもご期待頂きありがとうございます。今年は、5月の公開イベントは実施せず、来年に向けて新たなイベント準備をするために、21世紀型教育機構加盟校内のカウンシルを行います。
 
皆様には、来年以降予定しています5月の公開カウンシルにご参加いただけるよう準備を進めて参ります。9月、10月、11月、2月は、恒例の公開イベントを開催する予定でおります。開催1カ月前には、お知らせいたしますので、ご期待ください。
 

工学院 ライティングパワーが新しい学びを開く

工学院の21世紀型教育改革は4年目を迎える。プレ改革を入れると5年目。新高2が、そのプレ改革の学年にあたるが、すでに改革を牽引する学びの成果をあげている。

高1に引き続き高2のハイブリッドインタークラスの担任であると同時に、日本の教育における新しい学びのリーダーである石坂雪江先生(英語科)と今年から高校の教務主任に就任した田中歩先生(前英語科主任)がさらなる学びの新しいカタチを語る。 by 本間勇人 私立学校研究家

(左から石坂雪江先生、田中歩先生)

三田国際 1人ひとりの価値を高める入学式

☆2018年4月7日(土)午前、三田国際学園の中学の入学式が挙行された。開幕10分前には、新入生の中学入試当日から、入学式に向けての足跡をドキュメンタリータッチの映像を流した。
 
☆この映像は、新入生にとって、この新しい人生の第一歩の記念すべき入学式のときのみ流される。激戦の中でいまここにいるそのかけがえのない三田国際生としての価値と誇りを生徒と保護者、教職員全員で共有する絶大なる効果があると思う。by 本間勇人 私立学校研究家
 
 

静岡聖光学院 バージョンアップ イートン・カレッジと新たな交流に

静岡聖光学院は、一気呵成にグローバル教育の内容も質もアップデートすることになった。その突破口は、先月、あのイートン・カレッジとの新たな交流の連携が確定したことによる。イートンと言えば、伝統的な学校と思われがちだが、伝統と革新を統合させてきたからこそ、600年もの歴史を創り上げてこれたのだと同校サイトには記述されている。

その意味では、静岡聖光学院もキリスト教教育や探究という学問的な伝統と21世紀型教育という革新の統合を企図しているという点で同じである。両校が果たしてどのような連携を行っていくのか、今後その発展が大いに期待されるわけであるが、まずは、この3月にその出発点にしっかりと立ったわけである。by 本間勇人 私立学校研究家

(イートンカレッジは、イノベーティブな教育も促進している。写真は同校サイトから。)

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