聖徳学園 創立90周年を起点に教育の質向上へ(1)

昨年2017年、聖徳学園は創立90周年を迎え、その記念事業の一環として、21世紀型教育の多様な学びの空間を備えた13号館を新しく建設しました。1階は、オープンでのびのびとした雰囲気のラーニングコモンズで、ICTを活用したSTEAM教育をベースとしてPBL活動ができるようになっています。

各フロアーも、Active Learning Roomを初め、300人程度を収容でき、軽スポーツも可能な多目的ホール、音楽室、美術・技術室、物理実験室、Global教育のための演習室など充実した学びの空間が設けられています。動画の作成・編集のためのスタジオ、本格的な茶室「幽玄庵」もあり、多様な文化活動を行える学びの場が広がっています。

21世紀型教育機構シンポジウム 理想的なネットワークを紡ぐ創造的リーダーシップ

9月2日(日)に行われる「21世紀型教育静岡シンポジウム」は、地球人の子供たちの未来土壌を、教育から耕していこうという壮大なヒューマンプロジェクトです。私たちは、20世紀においてこの未来土壌を地球規模で荒らしまくってきました。そこでそれを阻止するプロジェクトが国連やユネスコを中心に実行されてきました。

21世紀型教育機構シンポジウム 自己沈潜の向こうに広がる才能と世界

9月2日の21世紀型教育機構のシンポジウムでは、語学研修や海外研修旅行とは次元の違う「グローバル教育」について、静岡聖光学院の田代正樹先生(副教頭)と聖学院の伊藤豊先生(高等部長)がトークセッションを行います。もちろん、両校とも語学研修や海外研修も実施しています。しかし、本当にグローバル教育を行うというコトはいかにして可能かを、独自のグローバルな教育実践を通して、生徒がモチベーションを膨らませると同時に世界の痛みに打ちひしがれている姿に直面しながら、深い内省を続けているのです。

(静岡聖光学院 田代正樹先生)

21世紀型教育機構シンポジウム 時代のウネリの深層から

9月2日(日)21世紀型教育機構 思考力セミナー

9月2日(日)21世紀型教育機構静岡シンポジウムの新しい意味 世界トップ大学が望む人材の育成

9月2日(日)、「21世紀型教育機構静岡シンポジウム」を開催しますが、ここでは、教育改革の新しい意味が語られます。すでに、5月27日、プレ「グローバル教育カウンシル」を機構の加盟校と行い、その新しい意味をワークショップでシェアしています。

それを人類の子供たちのことを思い、新たな教育に関心のある方々とシェアしたいと考えています。

実は、21世紀型教育機構の改革は、本格的には4年前から始まっています。ですから、その成果がでるのは、2020年の大学入試改革と重なっているのです。しかし、21世紀型教育改革の波は、今の中1から高1までではなく、学校全体にその波は影響しています。

したがって、今春、世界大学ランキング100位以内の世界のTOP大学に、加盟校から17名が合格しています。100位内の大学というのは、世界の大学の0.5%です。ですから、あえて偏差値でいえば、75以上ということになります。

中学入試市場の偏差値は、母集団が小さいですから、この事実と符合しません。あくまで、相対的な数値です。大事なことは、21世紀型教育機構加盟校の教育の質は世界に通じるというコトが、2020年を待たずして証明され始めているという事態です。
 

そして、何が新しい意味かというと、日本にいると、世界大学ランキング100位以内の大学を受けようとすると、東大と京大の両方受けることはできません。選択肢は1つです。ところが、世界に視野を広めれば、カルティックとハーバードを受けようと思えば可能です。そして、両方合格して、宇宙工学はカルテックの方が研究しやすいだろうと判断して、カルテックを選ぶということができます。実際そういうケースは多いのです。

TOPの選択肢がす少ない場合、合格するために、そこの大学の入試に焦点をあてた受験勉強が中心になります。入試に出るから勉強するという学びの習慣ができます。ところが、選択肢がたくさんあると、また海外の大学入試の特色がそうだということもあるのですが、未来に自分のやりたいことで価値を認められる探究を中心に広く深く学ぶ習慣が身に着きます。

これだけ学んだ自分を受け入れるかどうか大学にアピールするのが大学進学準備の目標です。つまり、キャリアデザインの一環として、すなわち自分の人生全体を考える過程として大学進学準備はあります。

「進路先に合格するための大学受験教育」から「人生全体を実現する過程としての大学進学教育」へ、21世紀型教育機構加盟校はシフトしていることが、上記の世界大学ランキング100位以内の大学合格の一覧によって示唆されています。

2020年大学入試改革の本意も、ここにあります。21世紀型教育機構加盟校は、はやくもそれを実現しているわけです。そして2020年には、その成果があふれでるでしょう。

ところで、大事なことは、このような世界大学ランキング100位以内に進むには、広く深く学べる授業環境、多様なリベラルアーツプログラムなど教育の質が問われます。これは従来のように大学入試問題が解ければ十分であるという教育とはまったく広さも深さも違います。

今回のシンポジウムでは、世界大学ランキング100位のトップ大学が、ぜひうちで研究して欲しいと思うような21世紀型教育とは何かを、シェアしたいと思います。

 

 

静岡聖光学院 新キャンパス 9月完成 シンポジウムで見学

2018年9月2日(日)、静岡聖光学院で、「第2回21世紀型教育機構静岡シンポジウム」が開催されます。同校は、今年創立50周年を迎え、グローバル教育、PBL型授業など教育全般のイノベーションを行い、キャンパスのリニューアルも行っています。昨年から教育イノベーションは始まり、今年9月1日には、新しい教育空間は完成する予定です。

(完成イメージの予定図)

八雲学園のスーパービジョン

予測不能な時代がやってきたと昨今喧しいが、正解が1つでない不確実な時代の到来という意味では予測ができているとポジティブに考えるのが八雲学園である。
 
したがって、同学園のミッションは、そのような予測不能で不確実な時代にあっても、八雲生が、時代に翻弄されないタフな心身を身につけ、ポジティブな世界を創る精神を身につけ、世界の痛みを共有できる感性を身につけて羽ばたいていけるトータルな21世紀型教育を実践することである。 by 本間勇人 私立学校研究家
 
 

富士見丘 Global Immersionの挑戦

2日間に渡って、明海大学浦安キャンパスで、同大学ホスピタリティ・ツーリズム学部主催のサマースクールが行われている。オールイングリッシュでレクチャー、ディスカッション、グループワークなどのハードなアクティビティが行われる。

大学の講義やアクティブラーニングを丸ごと体験する。ハワイの観光について、マーケティングの切り口で学際的に研究するのである。イングリッシュイマージョンではなく、グローバルイマージョンそのものであるが、多くの中3と高1の富士見丘生が挑戦。1日目を取材した。by  本間勇人 私立学校研究家

(サマースクールは、明海大学浦安キャンパスの図書室で開催。講義スペースとグループワークスペースなどアクティヴィティごとに分かれている贅沢な環境)

2018年9月2日(日)「第2回21世紀型教育機構静岡シンポジウム」開催!

2018年9月2日(日)「第2回21世紀型教育機構静岡シンポジウム」を開催します。

ありがとうございました!シンポジウムに、多くの方に参加していただきました。思考力セミナーでは、生徒の皆さんが、挑戦と対話、集中と気づき、制作と試行錯誤など思考力全開でした。心膨らむ想いを共感できました。心から感謝申し上げます。

今や21世紀型教育は、全国に広まっています。昨年から静岡でもその挑戦が行われています。

そして、静岡から世界を変える人材育成を使命とする「静岡聖光学院の教育の挑戦!」は、今までに体験したことのない教育で、未来の学校のターニングポイントの大きなヒントとなるはずです。

同機構同士校の聖学院の先生方もかけつけ、21世紀型教育がいかに生徒1人ひとりの未来における価値を創造する教育なのか解き明かしていきます。この静岡聖光学院と聖学院の協働シンポジウムが、より静岡だから21世紀型教育の特色も映し出すでしょう。

当日は、全国を飛び回り、21世紀型教育の重要性を提唱している同機構理事である石川一郎先生も登壇します。2006年以降に生まれた「人類の子供たち」世代が、本当に必要としている教育とはなにか?従来型の教育を変えなければ、「人類の子供たち」世代を窮地に追いやる可能性もあることも、私たちはきちんと自覚し、彼らの明日の世界が明るいものになるには、どんな能力資質、技術を身につける教育を創出する責任があるのか、希望の道を熱く語ってくれるでしょう。

当日は同時開催で、思考力セミナーも開始します。「人類の子供たち」世代が、実際に身につける思考の技術を体験できます。中学入試の新しいウネリを「思考力入試」で創出した聖学院の先生方と静岡聖光学院の先生方が協働してプログラムをデザインします。

今回登壇する聖学院の新タイプ入試に挑戦している先生方は、各メディアで頻繁に取り上げられ、「人類の子供たち」世代の道をいっしょに切り拓く教師として高い評価を勝ち得ています。

ぜひ静岡から世界を変える人材育成の教育とは何かをいっしょに考えましょう。

 

 

 

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