会員校別記事一覧

2月19日(日) 「新中学入試セミナー」参加申し込み

のページの下にあるフォームに、セミナーに参加される代表者のお名前とメールアドレス、参加人数をご入力ください。「*」のついた欄は入力が必須となります。

なお、登録いただいたメールアドレスには、21st CEO 関連イベントのご案内をお送りすることがあります。それ以外の目的で個人情報を利用することはございません。

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複数でお申し込みの場合は、代表の保護者のお名前をご記入ください。
e-mailアドレスにはPCからの連絡が受け取れるアドレスをご指定ください。

21世紀型教育機構 メンバー校{2016年9月17日現在)

21世紀型教育機構 メンバー校 11校 五十音順(2016年9月17日現在)

  

 工学院大学附属中学校・高等学校

 順天中学校・順天高等学校

 聖徳学園中学・高等学校

 聖学院中学校・高等学校

 聖パウロ学園高等学校

 東京女子学園中学校高等学校

 富士見丘中学校高等学校

 文化学園大学杉並中学・高等学校

 三田国際学園中学校・高等学校

 八雲学園中学校・高等学校

 和洋九段女子中学校 和洋九段女子高等学校

【速報】和洋九段女子 21世紀型教育機構に加盟

和洋九段女子中学校/和洋九段女子高等学校(以降「和洋九段女子」が、21世紀型教育機構に加盟することになりました。

9月以降、和洋九段女子の本機構のめざす21世紀型教育の実践に取り組んでいる様子は、本サイトでレポートしていきます。

ご期待ください。

 

「21世紀型教育機構」設立記念シンポジウム 開催!

前人未到の教育改革に挑戦!

その意味を共有するシンポジウムです。

シンポジウムは終了いたしました。多くの方々に参加していただき、ありがとうございました。

2016年9月19日(月・祝)、浜離宮朝日小ホールで、

「21世紀型教育機構」設立記念シンポジウムを開催します。

 予想もつかないグローバル世界の光と影が激しく交錯する事態に直面させられている現代。知的基盤社会へのパワーシフトが加速しながらも、未だに平和は遠く、経済格差は拡張しています。

 子供たちにとって未来の予測は難しく、2030年には、人工知能の想像を超える進化によって、もはや第4次産業構造でもとらえられない産業形態になっているかもしれません。そのような予想不能な未来を生き抜くには、既存の知識やルールやスキルではなく、子供たちが自ら世界を創る知性とスキルと寛容性を養う学びの機関が必要です。

 「21世紀型教育機構」は、子供たちが、予想不能な未来の場に臨みながら、歴史の波にのまれることなく、自分たちで世界を創るスキルと未来を好転させるリーダーシップは何かから出発して、子供たちにとって必要な教育及び学びの環境をつくるコミュニティです。このようなバックスキャンの方法で教育を創ることは、現状から積み上げて、結局は激変の未来に追いつけない今までの教育を改革する大きなヒントにもなるはずです。

 未来を創る教育とは何か?世界を創るハイリスクアプローチの教育の挑戦にぜひ一緒に立ち臨みましょう。

プログラム(敬称略) 

  司会 21世紀型教育機構理事 平方 邦行(工学院大学附属中学校・高等学校校長)

13:00~13:30 「今なぜ21世紀型教育機構か」 

   21世紀型教育機構理事長 吉田 晋(富士見丘学園 理事長・校長)

13:30~14:00 「先鋭的な21世紀型教育とは何か」 

   21世紀型教育機構理事 大橋 清貫(三田国際学園 学園長)

14:0014:45 「未来を切り拓く教育」 

              福原 正大(一橋大学大学院特任教授)

15:00~15:50 パネルディスカッション 「21世紀型教育機構の新たな3つのアイテム」 

    コーディネート 平方邦行 

    パネリスト 吉田晋×大橋清貫×福原正大

15:50~16:00 「クリエイティブスクール宣言」 

    21世紀型教育機構理事 平方 邦行

スタンフォード大学、ケンブリッジ大学、東大など世界大学ランキング100位以内で探求するための大学入学準備教育を通して、未来を創る地球市民の精神と21世紀型思考力を共にデザインしましょう!

9月19日(月・祝) 「21世紀型教育機構」シンポジウム参加申し込み

のページの下にあるフォームに、シンポジウムに参加される代表者のお名前とメールアドレス、参加人数をご入力ください。「*」のついた欄は入力が必須となります。

なお、登録いただいたメールアドレスには、21st CEO 関連イベントのご案内をお送りすることがあります。それ以外の目的で個人情報を利用することはございません。

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「21世紀型教育を創る会」を改組し、「21世紀型教育機構」に変わります

2013年5月31日に、富士見丘学園において、21会は、「第1回21会カンファレンス」を実施し、世の中にその存在を公にしました。2011年10月に旗揚げした時から数えると、21会結成以来4年が経過し、5年目に突入します。

振り返ってみると、2012年は、21会組織をどうするか、毎月のように議論をし、21世紀型教育の輪郭を形成しました。その大枠が「規約」に盛り込まれ、<C1英語×PIL・PBL型アクティブラーニング×最先端ICT×思考力テスト×グローバル進路指導×リベラルアーツの実践>が行われ、教育界にインパクトを与えることになりました。

しかしながら、2013年には、教育界はまだ、これらの実践が何を意味するのかわからず、いったい何が起こるのだろうと訝しげでしたが、2020年大学入試改革について、吉田晋先生も委員だった中教審や教育再生実行会議が熱い議論をしたこともあって、21会の活動が実は先駆けなのではないかと推察する業界人も現れました。

そして、2014年に、三田国際学園の華々しい成功をはじめ、順天、佼成学園女子、富士見丘のSGH入りも相まって、各21会校が注目を浴びました。そして、その21会のインパクトが、「2020年大学入試改革→学習指導要領改訂→授業がアクティブラーニングに変わる・4技能英語教育にシフト→教師が変わる→学校が変わる」という流れを牽引したというのは言い過ぎではないでしょう。

さらに、2015年には、首都圏模試センターの強い支援を得て、21世紀型教育市場という新たな市場創出が、受験市場シェア30%となりました。21会各校がメディアで取り上げられる頻度もあがり、桜丘が最先端ICT教育で文部科学大臣賞も受賞し、首都圏におけるICT教育先進校というポジショニングを確保したのもインパクトがありました。グローバルティーチャーTOP10の高橋先生の話題も世の中を感動させました。最終的には、入試直前ぎりぎりに、各21会校の「思考力入試」や「英語入試」がメディアに取り上げられ、21会校の時代到来を印象付けたのです。

今年は、大阪・京都でも、関西大学付属小学校、近大グループ、立命館グループ、同志社グループが21世紀型教育を本格化し、高橋博先生と江川先生が3つのカトリック学校の21世紀型教育改革を推進することになりました。

しかし、同時に、2016年は、セオリー通り、イノベーションのジレンマが起きています。21会校の教育活動とその他30%シェアに参入してきたその他の私学との差別化が、受験生/保護者から見て、見分けがつきにくくなったのです。見た目21会は、他のなんちゃって21世紀型教育校に追付かれた雰囲気がでてきました。

21会校が、質を高め、そのほかの学校がやっているのは、なんちゃって21世紀型教育であることを証明していけば、差別化はできそうなのですが、それは、2015年に仕掛けて、なかなか難しく、悪貨は良貨を駆逐するというグレシャムの法則に逆らうのは至難の業ということを痛切に感じるに至ったのです。

すでにご承知のように、2016年入試において21会各校は、満身創痍になりながら、なんとか持続可能を遂行しましたが、イノベーションには反動もあり、幾つかの会員校では21世紀型教育リーダーが学校から離れざるを得ない状況も生まれています。

これは、何を意味するのでしょうか?それは21会という組織の限界点に到達したと判断した方がよいのではないかと21会幹事が額を集めて話し合い、改革を牽引してきた21会だからこそ、自らの壁をぶち破り、自らの組織のリフォメーション(改革)を行い、再びレジェンドを生み出そうと決断いたしました。

強力な21世紀型教育を創出する組織として、「21会(21世紀型教育を創る会)」改め、「21世紀型教育機構(21CEO:21century Education Organization)」としてパワーアップすることにいたします。そして、21世紀型教育機構は、ゴールデンルールにのっとり、グローバルゴールズを解決できるグローバルシチズンを育成するクリエイティブスクールを実現します。

本機構の活動、運営、アクレディテーションの仕組み、会費などに関しましては、具体的な規定を盛り込んだ「21世紀型教育機構 会員校 規約」及び「組織図」が出来上がっています。いずれ、これを公にし、実行していくことによって、他の追随を許さない21世紀型教育推進集団であることを世に明快に示し、日本初の21世紀型教育のアクレディテーションという品質認証システムを内包した新しい中等教育学校組織の意義を世に問いたいと思います。

本年度は準備に邁進し、2017年入試において、21CEOとして、教育業界を牽引し、受験生・保護者・在校生、言うまでもなく教師も、21CEOとしての誇りと自信とモチベーションを抱き、学び育った生徒の未来を拓くことになりましょう。

 

「第2回 21会中学入試セミナー」レポート

2016年2月21日(日)聖学院にて、21会中学入試セミナーが実施されました。教育関係者や中学受験生の保護者など150名以上のご参加があり、本セミナーのテーマである、思考力等を問う新テストへの関心の高さがうかがえました。
各校の入試や教育の取り組みについて、多くのデータや写真を用いて紹介されており、学生である私にも具体的にイメージしやすいセミナーでありました。この記事では、3時間半に及んだセミナーの概要をお伝えします。   by 山田花:21会リサーチャー(早稲田大学教育学部2年)
 
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2016新春 私学人鼎談 転換期を乗り越える力(3)

§3 2020年大学入試問題も見え植えながら原点回帰

児島先生:期せずして、共立女子も同じ動きになっています。2月4日C日程の入試を改革しました。1日、2日のA日程、B日程の入試は今まで通りですが、C日程は、皆さまと同じように「思考力重視」「思考のプロセス重視」の入試を実施します。完全中高一貫校になったときに、創設以来100年以上もの間行ってきた普遍的なリベラルアーツに基づいた教育をより実践的に可視化した「4つの力」というものつくっています。

①「関わる力」(人間関係力)

②「動く力」(計画行動力)

③「考える力」(情報活用力)

④「解く力」(問題解決力)

この4つがそれですが、10年前から、この4つの力を、すべての教科や行事、部活、キャリア教育などの教育活動に埋め込んできました。つまり、これは「カリキュラムポリシー」の明快な表現だと思っています。ここまで明快であれば、アドミッションポリシーとして、「4つの力」を色濃く反映した新しい入試を、そろそろやってもよいと判断しました。

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2016新春 私学人鼎談 転換期を乗り越える力(2)

§2  思考力・判断力・表現力の時代

児島先生:たしかに、2015年というのは「グローバル教育」「2020年大学入試改革」「アクティブラーニング」というキーワードで埋めつくされた感がありますが、だからというわけではなく、今皆さまとお話ししたように、すでにそれに対応できる準備はできていたし、もしも「2020年大学入試改革」がなかったとしても、新しい教育のカタチの実現に向けてまい進していたことでしょう。

そういう意味では、先ほども渡辺先生から話があったように、「2020年大学入試改革」は時代の大転換の象徴的な出来事に過ぎないのかもしれません。ですから、文部科学省の諮問機関である中教審の議論が詳細はまだまだこれからどうなるかわからないけれども、時代の精神として、「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」そして「意志力」の育成の基本線は変わらないでしょう。

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2016新春 私学人鼎談 転換期を乗り越える力(1)

2015年11月26日(木)、共立女子校長室において、100年以上の歴史ある私学の教育者が集結。その21世紀私学人とは、女子校共立女子の児島博之校長、男子校聖学院の清水広幸副校長、共学別学校かえつ有明の石川一郎校長。

3人の先生方は、幾つもの戦争、様々な教育行政の制度変更を乗り越えてきた私学の先達の知恵を継承して、今再び未来の100年を画する大転換期を乗り越える力について熱く語り合いました。今回、司会は、共立女子前校長・21会顧問の渡辺眞人先生にお願いしました。(by 本間勇人 私立学校研究家)

(左から児島先生、清水先生、石川先生、渡辺先生)

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祝!工学院 高橋一也先生 世界の教師トップ50に

工学院の高橋一也先生が、Varkey基金が主催する“the 2016 Global Teacher Prize Top 50 Finalists”に選ばれました!日本人初です!おめでとうございます!世界各国から何千人という応募がある中、TOP50に入るとは、日本の教育界にとっても、世界の子どもたちにとっても幸せなことです。何せ高橋先生の授業は未来の教育をそのまま体現しているからです。

この基金を主宰するサニー・バーキーは慈善事業家で、ドバイを拠点に世界で活躍しています。世界を救うカギは、教師の存在であると語っています。生徒の心を揺さぶり、未来を創る知の旅へ誘うグローバルティーチャーを発掘し、優勝者を称え、1億円の賞金を授与する教師ノーベル賞を開設したのです。

「教育!教育!そして教育!」と21世紀型教育を開いたトニー・ブレアやビル・クリンンもこの事業に協力しています。by 本間勇人 私立学校研究家

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21会座談会「思考力アクティブラーニング」in 聖学院(2)

§2 マインドセット ツールで?対話で?

落合先生:今、佐野先生がアクティブラーニングは最初が肝心だとおっしゃいました。私たちもそこをどうするか議論伯仲でした。「iPad思考力のワークショップ」のプログラムを作成したときに、桜丘の副校長品田先生にも細かい指導を仰ぎながらワクワクするようなプログラムになっていったのですが、本番直前に、導入をどうするのか最後の最後まで決まらなかったのです。

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21会座談会「思考力アクティブラーニング」in 聖学院(1)

2015年10月25日、東京女子学園において、第5回21会カンファレンスが開催されました。その際、同時開催で「思考力ワークショップ」が行われ、参加した生徒は、5時間続きの授業に取り組みました。楽しく学び、共感しながら議論し、深く思考したのです。

今回、思考力ワークショップは、21会各校のSGT(スーパーグロ-バルティーチャー)が学校を越境しコラボレーションして、プログラムを編集しました。そして、当日のワークショップを運営したのです。ここに到る過程は、そもそも21会が考えるアクティブラーニングとはどんな仕組みなのか?もっとも重要な「問い」の作り方はいかにして可能か?生徒自身が新たな問いを発見するにはどんな仕掛けが必要なのか?限られた時間でしたが、何度か集い学び合いました。

参加した生徒も、SGTも、東京女子学園の在校生チューターも、様々な気づきがあり、5時間オールアクティブラーニングで、ヘロヘロになりながらも、「おもしろかった」と興奮していました。しかしながら、一方で、SGTは、まだまだ改善点もあるこに気づき、振り返りしながらシェアしようということになったのです。そこで、さっそく聖学院に、同校の本橋先生、東京女子学園の落合先生、かえつ有明の佐野先生が座談会を開くことにしました。

3人は、SGTのリーダーで、21会ではSGTマスターと呼ばれています。by 本間勇人 私立学校研究家

(左から本橋先生、落合先生、佐野先生)

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10月26日 海外大学進学説明会(UCL)レポート

10月26日に21会主催の海外大学進学説明会がかえつ有明で行われました。今回はイギリスの名門大学、UCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)が説明を行い、50組を越す来場者で賑わいました。 by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家

 

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第5回 21会カンファレンス「教育セミナー」レポート

10月25日(日)東京女子学園で第5回21会カンファレンスが開催され、保護者や教育関係者対象の教育セミナーと、子どもたちが体験する思考力体験ワークショップが同時に行われました。5時間半に及んだ教育セミナーの内容をレポートします。  by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家

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10月26日(月)21会主催 海外大学進学セミナー(UCL)

21会では、海外大学進学セミナーを定期的に実施する予定です。その第1弾として、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL) のファウンデーションコースのスタッフをお招きして説明会および相談会を開催します。

UCLは、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学を含むイギリスの研究型大学で構成されるラッセル・グループに所属する名門大学で、世界大学ランキング7位(QS World University Rankings® 2015/16)に位置しています。当日は、アメリカとは異なる入学システムを持つイギリスの大学進学の仕組みについて詳しくご説明します。

お申込みは、こちらのお申込みフォームにご記入ください。

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10月25日第5回21会カンファレンス参加申し込みスタート!

10月25日第5回21会カンファレンスの参加の申し込みを開始いたします。フルってご参加ください!

お申し込みは次のフォームでお願いいたします。

→たくさんの方のお申込みありがとうございました。定員に達しましたので、締め切らせていただきます。

 
 
 
(かえつ有明の「プロジェクト科」のアクティブラーニング型授業。SGTの佐野先生と金井先生の共感的コミュニケーションが学びの心的宇宙を安心して拡張していく)
 

今6年後、2020年東京オリンピック・パラリンピック、そして大学入試改革の話題があふれています。しかし、この6年後がどうなっているかその想像力を広げては話されていませんね。果たして行けるのかどうか動揺し混乱し不安がいっぱいという感じの今です。

でも、ご安心ください。今回のカンファレンスで、2020年の場所にいっしょに立ちましょう。そこの風景はたった6年ですが、一変しています。この新しい風景から逆算して今をしっかり見れば、希望がはっきり見えてきます。

カンファレンスで保護者の皆さんが学ぶだけではなく、受験生(今回は5年生・6年生)であるお子様も、来年から6年間の未来のアクティブラーニング型授業を、いまここで、ワークショップ体験をしましょう。

従来の学びは、文章や資料など与えられたものを理解したり、理解のために必要な知識を憶えたりという勉強でしたね。しかし、これからは、さらに、文章やデータ、モデルを自分なりに創ってみます。そしてそれを与えられた文章や資料と照らし合わせ、どこが違うか共通なのかリフレクションします。自分もまず編集に参加するわけです。すると、思ってもいなかった気づきがあるし、もちろん自分の弱みも発見できます。

そうしたらどうするか?グローバルアスリートと同じです。自分の試合をモニタリングして、さらに弱みを強みに転化するようにトレーニングするのです。

偏差値や点数をアップするために闇雲にトレーニングして効果がないということはなくなります。どこを強化すればよいのか気づくわけですから、そこを集中的に強化します。そこを集中的に改善します。

ただし、1人でそれをやるのではありません。コーチやファシリテーターや仲間がいっしょです。この過程がアクティブラーニング型授業全体の話なのです。

世の中では、アクティブラーニングなんてできるのか、効果があるのか、どうやってやるのか、今までの延長上に過ぎないのではないか、大学進学実績がでないのではななどと大騒ぎしていますが、これらは、自分を変えられない大人の保身と恐れと不安の裏返しですね。

しかも2020年には、偏差値や進学実績の意味が変わるというのに、それらが変わらないという前提で不安がっているのですから、ちょっと考えればおかしいとわかるでしょう。

ですから、そんなことに動じず、私たちは、子どもの未来を自信をもって誇りをもって彼らといっしょに創ってしまうことが急務であると、2011年から挑戦してきました。そしてそれが今春から形としてお披露目できる実績になりました。

・共感的コミュニケーション力

・創造的思考を誘発する道具=言語・iPad・レゴ・数学発想・思考ワークシート・自然etc.の活用力

・協働力

・リフレクション力=気づきのメタ認知能力

・知のコード=思考コード=ルーブリック=ブルーム型タキソノミーをバージョンアップした知のエネルギー増幅器

これらが一杯詰まった「学び三昧」に没入して、楽しみましょう。今回は5時間すべての授業を体験できます。

このくらい思い切って体験すると、明日の学力をつくるだけではなく、今の学力アップにも大いに役立つでしょう。

10月25日第5回21会カンファレンス開催!「プログラム」概要

10月25日(日)、東京女子学園で、「第5回21会カンファレンス」を開催します。

この夏から秋にかけて、文科省は「高大接続システム改革会議」や「教育課程部会」などにおいて、さらに2020年大学入試改革の内容の詰め作業とそれに接続するアクティブラーニングを中心とする学習指導要領改訂作業の歩を進めます。つまり、変化は加速します。

21会各校の理事長・校長は直接・間接、文科省のワーキンググループと対話をしていますから、いちはやく情報を収集できるポジショニングにあります。

(3月21日の思考力/教育セミナーで語る吉田晋先生:富士見丘理事長校長・一般財団法人日本私立中学高等学校連合会会長・前中教審メンバー・21会会長。毎回教育改革の最新情報をオーセンティックに提供されます。)

もちろん、21会の目標は「忠恕」という富士見丘の教育理念や「Only One for Others」という聖学院の教育理念に代表されるように、世界を引き受けるグローバルリーダーを育てることを目的にしていますから、2020年のもっと先にある大きな問題に備える教育を日々研鑽しています。

そのような背景にある21会校のリーダーの先生方が、皆様のお子様の未来がどうなるのか描きながら、いまここで何をすべきか語ります。また、私立中高一貫校と共創的教育市場形成牽引リーダーの首都圏模試の取締役山下一氏にも今回の教育講演セクションで語っていただきます。お申し込みは8月24日(月)大安からスタートいたします。(21会事務局 鈴木裕之・本間勇人)

教育講演セクション 
 
総合司会 平方邦行先生(工学院校長)
 
①10:30~10:45「グローバールリーダーと新テスト」吉田晋先生(富士見丘理事長校長)
②10:45~11:15「21世紀型教育の哲学」實吉幹夫先生(東京女子学園理事長校長)
③11:15~11:30「新テスト対応の21世紀型教育」伊藤正徳先生(聖徳学園校長)
④11:30~11:45「新テストを突破する思考力テスト」清水広幸先生(聖学院副校長)
 
軽食
 
⑤12:15~13:00 パネルディスカッション
「4技能の英語教育の最前線と新テスト」
  白鶯訓彦先生(富士見丘教頭)×青井静男先生(文化学園大学杉並教頭)×高橋一也先生(工学院英語教諭・21会教育総合研究所所長)×菅原久平先生(八雲学園高等部部長)
⑥13:00~13:20「ICT教育で新テストを突破する」品田健先生(桜丘副校長)
⑦13:20~14:00 パネルディスカッション
「教育改革のモデルとしてのSGH(スーパーグローバルハイスクール)」
  長塚篤夫先生(順天校長・高大接続システム改革会議メンバー)×江川昭夫先生(佼成学園女子教頭)×大島規男先生(富士見丘教育参与・SGH推進リーダー)
⑧14:00~14:20「新テストの未来を牽引する」石川一郎先生(かえつ有明校長・21会SGH塾塾長)
⑨14:20~14:50「21世紀型教育の“Soul”」大橋清貫先生(三田国際学園学園長)
⑩14:50~15:10「学校改革としての21世紀型教育」高橋博先生(聖パウロ学園理事長学園長・21会副会長)
⑪15:10~15:30「新テストそして2045年を見据えて」平方邦行先生(工学院校長・21会副会長)
⑫15:30~15:45「3つ改革に対応する新しい模擬テスト」山下一先生(首都圏模試センター取締役)
おわりそしてはじまり
☆15:45~16:00「未来から出現する教育」渡辺眞人先生(共立女子前校長・21会顧問)
 
 
(今年3月21日開催した思考力セミナーのまとめのシーン。アクティブラーニングは、体験→気づき→アウトプット→シェア→リフレクション→・・・)のサイクルを何度もグルグル旋回します。最終的には200字前後の文章で自分の考えを表現できるようになります。論述・記述はスキルだけではうまくいきませんが、何を書くべきかその灯火が自分の内側についたとき、一気呵成に書けるようになります。)
 
同時開催
受験生のための新テストワークショップ
 
21会では、教育層総合研究所やSGT塾が中心になって、SGT(スーパーグローバルティーチャー)集団になるべく切磋琢磨しています。また、折に触れSGTをサポートする東大早慶ICUなどスーパーグローバル大学在籍中の21会チューターとコラボもしています。
 
今回のカンファレンスは、保護者の方は教育講演セミナーで教育改革最前線を体験して頂き、受験生(5年生・6年生計50名)には、5時間続きの1日21会授業体験をしていただきます。
 
偏差値55で、武蔵や麻布に合格する生徒は毎年たくさんいますが、彼らは、模擬試験では測れない正解が一つではない問題を考える楽しさを知っています。この発想を養えるのが今回のカンファレンスの新テストワークショップです。新テストとは、2020年大学入試改革で創られるテストのことですが、その作問のエッセンスは、中学入試の正解が一つでない問題を考える「思考力テスト」や「思考力型問題」と同じです。
 
中学入試で、そのエッセンスである思考体験をしておくことはとても大切です。そして考えたことは論述記述の形で表現しなければなりません。そのスキルは21会チューターの秘伝を伝授いたします。現在偏差値50に満たなくても、このような体験が、学びの壁を乗り越えるのに大いに役立つはずです。SGT及び事務局は多くの生徒と共に歩んできた実績によって、その確信を抱いています。
 
主催:21会SGTチーム
協力:首都圏模試センター(最難関模試Project)
 
①数学的思考力
②サイエンス思考力
③iPad思考力
④レゴ思考
⑤論述記述型思考力(東大早慶ICUなどスーパーグローバル大学在籍中の21会チューター)
 
ワークショップ型授業なので内容を予め詳細にはご提供しません。何せ予習不要で、突然未知なる世界に直面し、そこから問題解決していくのがアクティブラーニングの醍醐味だからです。しかし、目標についてはまたお知らせいたします。

 

 

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