21会校情報

八雲学園 9ヶ月ハイレベル英語プログラム(3)

バックアップ授業終了後、UCサンタバーバラ大学3ヶ月留学とテネシー工科大学3ヶ月留学のクラスから3名ずつ残ってもらい、留学プログラムについて語るワークショップを行ってもらった。

榑松史人先生と近藤隆平先生も参加され、生徒のみならず先生方もメッセージを創り上げた。これこそ21世紀型教育やIB(国際バカロレア)で重視されている教師も生徒も常に学習者であるという理念の体現である。ここに八雲学園のハイレベル英語教育が成立する根本が横たわっていたのである。

八雲学園 9ヶ月ハイレベル英語プログラム(2)

今回はバックアッププログラムを拝見した。よく世界のテニスプレイヤー錦織選手の海外でのインタビューシーンが話題になる。英語で意志を伝えるだけではなく、外国人インタビュアーの質問を切り返したり、いなしたりている様子があまりに自然で、グローバルな活躍をするときの英語力のロールモデルになっている。

そして、16人の3ヶ月留学から帰還した生徒の英語の授業は、まさに錦織流だった。

(UCサンタバーバラ大学3ヶ月留学クラスのエッセイライティング授業。オールイングリッシュで対話)

八雲学園 9ヶ月ハイレベル英語プログラム(1)

八雲学園の英語教育の充実度は、すでにメディアでも毎年ランキング1位として評価されている。にもかかわらず、今年4月、新たな挑戦が始まった。

それは16人の高1生がUCサンタンバーバラに8人、テネシー工科大学に8人と、八雲学園の新たなハイレベル英語教育プログラムを生み出すべく、ミッションを胸に海を渡ったことである。by 本間勇人:私立学校研究家

共立祭 満開の才能の花(1)

今月、共立祭が開催された。在校生1人ひとりの才能が輝いた。中高合わせて約2000名の生徒の才能が一堂に会して花開いていた。

その活気、息吹、熱気、気合い・・・。気象衛星から眺めていたら、共立女子のエリアだけ、ヒートアイランドならぬヒートスクールになっていたに違いない。by 本間勇人:私立中高一貫校

工学院 英語科ミーティングのスナップ

工学院大学附属中学校高等学校(以降「工学院」)は、来春の中1からハイブリッドインターナショナルクラスを設置する。英語以外の数学や理科などもイマージョン率を上げていくクラス。授業のシステムや思考力育成のシステムは、IB型(国際バカロレア型)で、対話、ディスカッション、プレゼンテーション、深い洞察に基づいたエッセイなどハイレベルの教育。

そして、その教育を偏差値がそう高くなくても意欲に燃え、考えるコトが好きな生徒にも開放する。 そのためには、教師陣の授業力・教師力・対話力、そして英語力には、今までの日本の教育ではちょっと想像できないほどのソフトパワーが開発されなければならない。

そこで、昨年から工学院は、IB型の教師力向上のために、様々な研修を行ってきた。そして、各教科のミーティングで、自主研修ができるまでに進化した。英語科のミーティングは英語で行われるが、たまには学校から出て、研修センターで思い切りミーティングをやろうじゃないかということになった。by 本間勇人:私立学校研究家

(工学院大学の研修施設で、英語科ミーティングは行われた)

富士見丘 新次元の高大接続

富士見丘学園は、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日本全体がいよいよソフトパワー重視の社会にダイナミックに変化していくことを見据えて、新次元の高大接続プログラムを実践している。

すでに今年の春から、慶應義塾大学 理工学部 伊香賀研究室との共同研究が始まっており、夏休みには、慶応大学日吉キャンパスで、活動量計のデータ分析のためにデータ集めの実験も行っている。

今回は、それがデータベース化されたので、そのDBを使って探求を進める段取り。チームごとに、エクセルの関数計算ソフトで、分析していく準備のためのワークショップが行われた。つまり、2020年以降花開くと言われているデータ-サイエンティストの体験を、大学の先生、大学院生といっしょに行っていく画期的高大接続プログラムが加速しているのである。by 本間勇人:私立学校研究家

(院生にアドバイスされながら、富士見丘の生徒がクロス集計のグラフを制作しているシーン)

八雲学園 文化祭 今年もプログレス(2)

午後に行われたドリル部のパフォーマンスは、30分前から校庭で大勢の人が待機していた。ありとあらゆるベランダには生徒たちがでてきていた。どうやら高校三年生のドリル部発表は、この文化祭の目玉のようだ。
 
ドリル部は、公式の大会等が他の運動競技に比べて少ないため、文化祭での発表で引退となる。その姿を見届けようと、誰もがドリル部に注目するのだ。部員の名前を書いた大きな紙など、応援グッズを持った生徒たちも見かけた程だ。
 
 

八雲学園 文化祭 今年もプログレス(1)

10月11日と12日に、八雲学園で文化祭が開催された。その内容はもちろん、盛り上がりも昨年の文化祭から更にパワーアップしていて、大変楽しくまわることができた。
 
今年の文化祭の統一テーマは、「Progress ~夢に向かって~」だ。文化祭の統一テーマは、毎年生徒から募集して決める。今年のテーマについて、近藤校長先生は、「これまで引き継がれてきた八雲学園の伝統を大切にしながら、時代に即した「新しき伝統」の中で、夢に向かい着実に前に進んでいく生徒達の意欲が感じられる」と述べている。そして昨年同様、「Welcomeの精神」も健在だ。by 松本実沙音: 21会リサーチャー(東大文Ⅱ)
 
 

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