東京女子学園 模擬裁判でActive Learning(1)
昨年末、2020年大学入試改革一体型の学習指導要領改訂の話題がリリースされるや、教育界は授業のアクティブラーニング転換の話題が喧しい。そんな中、東京女子学園は、すでに20年以上も前から弁護士の方々とコラボレーションして、模擬裁判を行ってきた。この体験学習こそアクティブラーニングと言わずしてなんて言おう。
しかも、起訴側と弁護側に分かれて、いわばディベートし、裁判員が判決を判断していく過程は、非常に深く考える学びの体験である。すでに事実を理解し、分析し、矛盾を見出していく思考過程と最終的には法感情で矛盾解決の判決を決断するリーガルマインドまで育成する本格的アクティブラーニングなのである。by 本間勇人:私立学校研究家
(東京女子学園中3生 模擬裁判でアクティブラーニングを展開しているシーン)