工学院 日本初HBインタークラス開設(3)
工学院は、日本初の大胆なカリキュラムイノベーションを歩み始めたわけだが、そのためには学内の教師が一丸になることが極めて重要である。一丸になるには、教師どうしの信頼関係をベースにした相互に学ぶ組織を持続することである。そのため、平方校長は「研修」を中心とした「学びの組織」を構築しているという。

工学院は、日本初の大胆なカリキュラムイノベーションを歩み始めたわけだが、そのためには学内の教師が一丸になることが極めて重要である。一丸になるには、教師どうしの信頼関係をベースにした相互に学ぶ組織を持続することである。そのため、平方校長は「研修」を中心とした「学びの組織」を構築しているという。

工学院は、2015年に入学する中1生から、3つの新しいコースを開設する。「ハイブリッドインタークラス」「ハイブリッド特進クラス」「ハイブリッド特進理数クラス」。それぞれ募集人数は、35名ずつ。彼らが卒業するときには、東京オリンピックのつぎの年で、日本は相当グローバルな社会になっているはずである。
そのときに、グローバル人材として活躍するには、CEFR基準でC1英語力、ICTによるデータサイエンス力、IBレベルの高次思考力(IB型思考力)である。どのクラスもこの3つの力は工学院の教育の基礎とするが、その学びの方法に違いがある。

7月23日(水)、工学院大学新宿キャンパスで、同大学附属中学校・高等学校は、プレスリリースを実施。テーマは「工学院大学附属中学校が21世紀型一貫教育をスタート 日本初のハイブリッドインタークラスを開設~大学で 企業で 世界でスカウトされるグローバル人材を育てる」。
2018年から2030年までに、日本は、世界の人々といっしょに生活する多様性に満ちた社会や学校に移行している。工学院はいちはやくその新しい世界に備え、そこでリーダーシップを発揮できる人材を育成する教育を整備する。by 本間勇人:私立学校研究家

ショーの中の様々なシーンで、生徒ひとりにスポットライトが当たる場面がいくつもある。一曲のうちの数秒間をソロで歌うのだ。大勢の観客を前にした状態でスポットライトが自分にだけあたり、更にマイクを持って歌を歌わなければならないというのは、相当なプレッシャーになるはずである。しかし、そのようなシーンでも、生徒たちは笑顔で楽しんでいた。なぜそれができたのだろうか。

7月19日、佼成学園女子にて「ヤングアメリカンズ発表会」が開かれた。ヤングアメリカンズとは「若者の素晴らしさを音楽によって伝えよう」という思いから設立された非営利活動団体である。そのヤングアメリカンズが、佼成学園女子高校一年生の生徒たち約200人と一丸となって、1時間の歌と踊りのショーを披露した。キャストたちは佼成学園女子の生徒の自宅に三日間ホームステイし、ショーに向けてリハーサルを積んできたのだという。その成果を取材した。 by 松本実沙音 :東京大学文科2類

真っ青な大空が広がる中、順天の終業式は行われた。スポーツで優秀賞をとった生徒の授賞式、インターハイに出場する生徒のための壮行会、ボランティア団体の方々のために募金活動したお金の授与式、そしてイギリスのギャップイヤ―を活用して一年間教育ボランティアで活躍した2人の学生との別れを惜しむセレモニーなどが行われた。
アクティブで多様性を受け入れる順天の生徒の姿が鮮やかに映し出された。そして、さらに長塚校長から、順天の生徒にとって、名誉あるサプライズニュースが発表された。by 本間勇人:私立学校研究家

山名先生:来週いよいよ米国に3週間生徒たちと研修に行ってきます。そこでは「つながり」の体験が待っているのですが、実は事前講座として、杏林大学と「つながって」学びを行ってきました。
杏林大学の学生、アメリカ、香港からのインターン留学生のお手伝いによる、英会話講座を開催したのです。ヘルパー1人につき、聖徳学生2人という、大変豪華な講座になりましたが、海外体験への自信と勇気を少しずつ準備するのも目的です。

山名先生:授業の中で、「体験」を擬似的に導入するには、やはりPBLやアクティブラーニングの手法が有効です。さらに、その手法を電子黒板やiPadなどのICTを使って、webに結びつけると「体験」と同じ質感の気づきが生まれる可能性が高くなります。

聖徳学園は、個性と国際性をベースに創造性まで育成する先進的教育を行ってきた。閉塞状況に陥った20世紀末、子どもたちは居場所がなく、自己否定感と万能感に引き裂かれていた時代にあって、その子どもたちを導く教育に取り組んでいた。
21世紀になると、グローバリゼーションとICTが閉塞感をぶち破るかのようにみえたが、ツールとして英語を使えるかどうか、ICTでネットを自在にマネジメントできるかによってますます格差が生まれる時代を迎えた。各国は20世紀の教育スキルでは、このグローバルイシューを乗り越える教育を行えないと、21世紀型スキルを開発するグローバル教育の構築に翼を広げはじめた。
一方、日本の教育は、グローバル教育にジャンプしたくても、英語の問題があるし、情報の教育もパソコンが活用できる段階にやっと到達したレベルで、すぐには飛べない。そこで、文科省はスーパーグローバルハイスクール構想を掲げ、グローバル教育に飛べるモデル校をつくる政策を開始した。
しかし、それを待っていては、日本の教育はさらに立ち遅れることになる。そんな閉塞状況がさらに募る中、聖徳学園は新たな教育イノベーションに取り組むフェーズに進んだ。その教育イノベーションについて、聖徳学園校長伊藤正徳先生と同校スクールカウンセラーであり国際交流センター長の山名和樹先生に聞いた。by 本間勇人:私立学校研究家

7月15日、桜丘中学・高等学校で、<iPadが学校に来ると教職員と生徒はどうなるのか>というテーマで、学校公開イベントが開催された。iPad導入を果たした桜丘を一つの事例として公開することで、他校の教職員や一般企業の方々とともにICT教育のあり方を考えていこうという意欲的な試みである。学校生活での様々な側面でiPadが浸透しつつある様子を取材した。 by 松本実沙音 (TES社リサーチャー:東京大学文科二類)
