21会校情報

富士見丘 SGHへの道始まる

富士見丘の理事長・校長吉田晋先生は、新年度の教職員会議で、今年SGH(スーパーグローバルハイスクール)アソシエートとして、来年度のSGH指定校になるための十全の準備をしていくことを宣言。教職員一丸となってチームプレイをしていくことになった。

4月のワールドカフェ風の新しい説明会も、対話やディスカッションをベースにするスーパーグローバル教育へのデモンストレーションとして行われ、吉田校長は、SGHへの道を歩んでいくことを学外にも宣言することとなった。by  本間勇人:私立学校研究家

工学院 PIL×PBLを全面展開へ(3)

PIL×PBLの授業のプロトタイプづくり始まる

カリキュラムイノベーションチームは、議論をしているだけではない。同時に自らの授業でPILとPBLの授業のモデルやプロトタイプづくりも行っていく。生徒の学力をさらに伸ばすために、当然その結果として、大学進学実績が伸びるようにという信念は当然固い。

工学院 PIL×PBLを全面展開へ(2)

カリキュラムイノベーションチームはPBL型開発

知的なプログラムの開発をするときには、まずはビジョンを共有する。ただし、その段階でのビジョンは、ある程度の共有はするが、未規定性のままの仮説。試行錯誤の開発が進むにつれて細かいところは変わっていける柔軟な「アソビ」は残すということのようである。

工学院 PIL×PBLを全面展開へ(1)

工学院大学附属中学校・高等学校(以降「工学院」)の校長平方邦行先生は、工学院の目差す21世紀型教育を実行するとは、授業改革をおいて他にないという信念を学内外の先生方、生徒、保護者にことあるごとに語る。

知識を伝え、記憶するだけの20世紀型教育から、知識そのものも吟味しながら、知識と知識を組み合わせたり、組み替えたりしながら、自ら発見した問題を解決していくIB型思考力はいかにして可能か。それは米国ハーバード大学やMITなどが先進的に開発してきたPILやPBLの授業の本質を踏まえた授業改革によって可能になると。

今年一年かけて工学院の先生方が、校長と共に一丸となって研究に取り組む。日本の教育が変わる瞬間をドキュメンタリー風に追跡取材していく。by 本間勇人:私立学校研究家

佼成学園女子 留学生を迎える《心》(1)

4月21日、佼成学園女子でニュージーランドからの留学生を歓迎するセレモニーが行われた。全校生徒が集まるセレモニー、そして授業での交流などを通して、SGHに選ばれた佼成学園女子の「スーパーグローバルな」おもてなし精神が発揮されていた。 by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家

共立女子 不易流行としての21世紀型教育

共立女子の入学式の型は、明治19年(1886)創立の精神を再生している。先覚者34人が発起人となり、女性に専門的知識と高度の技能を修得させ、女性の自主性と社会的自立を育成することを目的として創立されたのだが、19世紀末において、すでに理念形成それ自体がコラボレーションの型という出発点になっている。

時代の表層の変化ではなく、本質に基づきた不易流行としての21世紀型教育を共立女子の入学式にみた。

                                           by 本間勇人:私立学校研究家

3月21日 時代を読む教育セミナー

3月21日第1回21会思考力セミナーが開催された。新小学校6年生が参加する思考力セミナーと同時に、別会場では保護者対象の教育セミナーが行われ、多くの参加者の注目を集めた。その模様をダイジェストでお伝えする。 by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家

21会思考力セミナー 偏差値を乗り越える思考力

3月21日、工学院大学新宿キャンパスで、第1回21会思考力セミナーが開催された。新小学6年生の子供たちが対象のセミナーである。その模様を取材した。by 松本実沙音:21会リサーチャー(東大文Ⅱ)×本間勇人:私立学校研究家

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