21会校情報

八雲学園 はやくも卒業生受験体験シェア

2008年から本格的に進路指導に力を入れて6年。いわゆるGMARCH以上の大学合格実績は300%に飛躍。世にいう受験勉強に偏らずに教育の総合力を通して進路指導を実践してきた。5日前に卒業式で巣立ったOGが26名再び八雲学園に還ってきて、高1高2に大学受験体験談を語った。はやくも進路へのモチベーションをシェア。これが教育の総合力の一端を示す証である。

具体的にどんなテキストや模試を使ったか受験ツールの話、スケジュール管理の方法、知識の覚え方と考えることのメリハリという理解の仕方、部活との両立、メンタルケアとそのための友情ロールプレイなど、在校生はその臨場感に役に立つと真剣に耳を傾け、憧れの先輩の言葉を通して、大学受験という問題解決のためにモチベーションを引き継いだ。

教育の総合力とは、問題に立ち臨んだときに、ツール、ロール、ルール、メソッド、タフネスなどの総合的なデザイン思考ができるということ。今回は、体験談のあとに卒業生が八雲学園の教育について語り合い、その総合的な思考が鍛えられた教育の質に迫ったアクティビティの紹介をしたい。by 松本実沙音:21会リサーチャー(東大文Ⅱ)

聖徳学園 世界と授業をつなぐ ミーティングスナップ

聖徳学園は、平成24年~25年度東京私立中学高等学校協会研究協力校として、電子黒板を活用した先進的な授業を展開。今年の高校入試では、その成果が支持されて人気沸騰。

この状況を中学入試にも反映させたいと、ICT委員会(イノベーション教育チーム)などが中心になって、「聖徳学園のユニークでグローバルスタンダード準拠」の教育の特色を、根っこのところから話し合った。

偏差値を吹き飛ばす学びのイノベーションの響きを、中学受験生の心に共鳴させようというのである。受験で悩む子どもたちの「運命を変える学び」の提案。by 本間勇人:私立学校研究家

工学院 グローバルイノベーティブ校へ 研修スナップ

3月、期末試験の時期に、工学院は教員研修を実施。2015年から英語とサイエンスの大きなカリキュラムイノベーションを行う。地球規模の視野で革新的に世界に挑む人材を輩出するためである。そのビジョンを実現するために、まず2014年度は何をすべきか、そのマイルストンとしてのゴールの共有を行った。by 本間勇人:私立学校研究家

戸板 New Toita いよいよ発信(1)

昨年4月から、戸板は不易流行をダイナミックに転回させた。今年の新高1からスーパーイングリッシュコース、スーパーサイエンスコースを立ち上げる。そして授業は講義形式から「相互通行型」にシフト。

そのために、この1年間、正解が一つでない重要な問題を多角的にディスカッションしながら考える授業を準備してきた。そして今年の入試問題に、その授業の考え方をアドミッションポリシーとする「思考力問題」を埋め込んだ。New Toita号はついに船出したのである。by 本間勇人:私立学校研究家

左から今井誠先生(入試広報部部長)、大泉洋幸先生(英語科)、川口亮先生(理科)原田啓志先生(進路・学習指導部部長)

八雲学園 中2 スピーチコンテストで成長(1)

3月9日、八雲学園でスピーチコンテストが開催された。このスピーチコンテストは、中学校二年生が対象のイベントである。自分に関するテーマについて、英語の文章を考え、それを暗記し、更にそれを観客により伝わるようジェスチャーや抑揚や表情などを工夫、練習し、先生方や保護者の前で発表する、というイベントだ。
 
全員のスピーチは審査員の先生方によって評価され、終業式にて優秀者の発表が行われるとのことだ。by 松本実沙音:21会リサーチャー(東大文Ⅱ)
 
 

工学院 世界単位で夢を追い続ける素質を開花(1)

2012年、工学院は125周年を迎えた。その記念事業の一環として、ノーベル化学賞を受賞した根岸英一博士の講演が行われた。博士は「競争の場を世界に求めて、学ぶための師も世界単位で探し、自立心と協調性を常に持ちながら、チャレンジしてください」と教師と生徒にエールを贈った。

この時以来、「挑戦、創造、貢献」という工学院の教育スローガンは、グローバルステージへシフトした。教師と生徒はこの世界単位へ夢を広げ協働授業を実現していく。by 本間勇人:私立学校研究家

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